天王星と変革のエリクサー

先日、松村潔さんの著書「完全マスター西洋占星術」を購入しました。（ケースに入った、ずっしりとした辞書のような本です。）

少しずつ読み始めて、やっぱり気になる天王星。

一年まえから占星学を学び始めて、牡牛座である私が、いかに天王星の影響を受けてきた約７年間であったかということをひしひしと感じております。

そして、7月7日には天王星は双子座に入る（また一時的に牡牛座に戻りますが）からか、ゼリツィン🄬エリクサー「変革（Umbruch）」がなかなかハードに反応。

今までも、ちょくちょく変革のエリクサーがヒットしてましたが、天王星の影響を強く感じている時だったのかなと、思う今日この頃です。

天王星は、形骸化されたものを維持しようとすることを許さない。

　今日の社会ではインターネットが流行し、英文さえ読み書きできれば世界中の人と意思疎通することができます。つまり現代は、天王星が支配する時代と考えればよいでしょう。

ここでも人間の個体としての情感と身体性という水と地の元素の性質は、この果てしなく広がるネット―ワークにはなかなかついていけません。

水と地の元素を強めたい人にとって、こうした広がりは活力の消耗を起こすだけです。

人間の正常な生活とは、風、火、水、地の四つが均等に配置されることだということから考えると、今日もう一度この四つのあり方の再構築が必要でしょう。

もし、天王星の表すような流通性や普遍性が暴走すれば、情緒不安などが世の中でも強まってきますから、反動として水と地の元素を強化するような保守的な動きも出てくるはずです。

　目に見える空間的な範囲の中に意識のすべての活動を閉じ込めるのは、鎮魂作用だと考えるとよいでしょう。それは空間の中に意識が「落ち着く」のです。

天王星は、共時性などの時間意識を重視するのですから。鎮魂の反対の作用を持ち、意識が冴えた状態になっていないと価値を認めません。

土星と天王星のはっきりとした違いは、一度決まったものは、それが形骸化されても維持しようとするのが土星であり、天王星はそれを許さないという点でしょう。

天王星では、充実した意識の白熱がない場合、実がないと考えます。これが筋違いに発揮されると、同じ道を歩けないとか、同じことできないという性格に変わってくるのです。

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５月に終えた墓じまいも、形骸化したものを終わらせるという意味で考えると、天王星が牡牛座滞在中の大仕事だったのだろうなと思われます。

そして、二十四節気の夏至期間に天王星が双子座に入ることもあり、より変革モードが強くなるような気が...。

（実際、夏至に向かうにつれて、お尻を叩かれている感じが強まってくるのが否めません...。）

まるで、「まだ、片づけないといけないことがあるのではないか～？」と言われているようです...汗

“充実した意識の白熱がない場合、実がない。”（耳がイタイ）

お尻を叩かれて変化を促される状況を、変革のエリクサーはちゃんと対応できるようにサポートしてくれている...はずです。（それにしても、胸にボトルを当てた時の動悸がスゴイ。）

今年もエルダーフラワーが咲きました。

夏至に向かう太陽に呼応するかのように、甘い香りを放っています。

note（ノート）

エルダーフラワー 現世と幽世の境界に咲く植物｜Ryoko＠terra_note

https://note.com/terra_note/n/n0840e730e8b0

庭の一角にあるエルダーフラワー（西洋ニワトコ）の樹。 今年は、少し遅れて、梅雨入りの後に白い花を咲かせました。 夏至に向かう太陽に応答するかのうように、甘い香りを漂わせています。 魔女に守られた“あわい”の樹 エルダーは、ヨーロッパでは家や村の境界などに植えられ、「魔女の樹」として親しまれてきました。 精霊や異界と人間界を結ぶ “あわい” に立つ植物とされていたのです。 かつては、エルダーの樹を切るときには、「エルダーマザー」という精霊にお許しを請うという習わしがあったといいます。 それは、植物が単な...