自分の守りたいものを意識する度数で留まる天王星

なぜか最近気になる天王星。

明日1月31日に逆行を終え、しばらく「留」の期間に入り、立春を迎えてすぐの2月6日ごろから順行するようです。

そして、この「留」の期間の度数のサビアンシンボルが「馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン」。↓

価値あるものを守っていく度数。

“牡牛座の「努力できる才能」を使用して、この世界の恩恵を受けるための能力が完成する度数”であり、“水瓶座の「俯瞰的視野」を利用して、牡牛座の防御力をアップさせる”度数でもあるようです。
（今まさに、冥王神話水瓶座時代であり、太陽も水瓶座シーズン。）


1月31日から2月6日までの一週間ほどの留の期間は、変革、自由、技術革新などを司る天王星が順行を開始する立春以降に備え、自分にとって守るべき価値あるものを見定めておく期間のようにも感じられます。

強いこだわりを貫いて戦果をあげる人

自分のこだわりや価値を守り抜くためには時々それを制限したり、否定したりするものとの対立が避けられない……というサビアン・ワードです。牡牛座が自己価値を高めて、自分なりの技術や知識の解釈を強化すると、どんどんこだわりが強くなり、それは対外的にも発揮されていくことになるでしょう。そうするとどうしても既存のものとは相容れない要素が出てきたり、人から求められることに対して自分なりのやり方でしか応えられなかったりすることが起こり得ます。

それでも自分を貫いていくのがこの度数。自尊心が高まり、自分ならではのやり方が確立されて、まわりに迎合しない姿が際立ちます。

インディアンは部族ごとに大事にしている価値やこだわりがあって、それを守るために、時に勇敢に戦うことがあるでしょう。その結果として、自分の望んでいる通りの成果を手に入れることができます。

この度数を持っている人は、自分の中でのこだわりが強く、それをどこにいても貫こうとするかもしれません。自分の中で大事に育ててきた価値を守ると同時に、まわりからの圧力に負けずに、新しいものを創り出そうとする気概にも満ちているでしょう。内側に熱い思いを秘めていて、自分の価値を押し上げ、邪魔するものがいたとしても簡単には屈しない強さを持ち合わせているかもしれません。

自分らしさを徹底的に育てて、磨き上げることができる人です。また、その恩恵として、それにふさわしい成果も得ることができるでしょう。

https://goisu.net/sabian/Taurus/24

牡牛座に滞在中のこの約7年間を振り返ってみると、結構大きな変化が立て続けに起こったなぁ...と。

天王星牡牛座期終盤にして、占星学を学ぶことになったり、日常的にスピリチュアルな取り組みを行うようになったということも、7年前からすれば大きな変化です。

疑心暗鬼だったスピリチュアルな世界に、だいぶ心を開けるようになったともいえるかもしれません。

改めて振り返ってみると、物質的なものから精神的なものへの価値観の広がりが起こったように思います。

これを踏まえ、知性、情報、コミュニケーションを象徴するサインである双子座に天王星が移動する7月を迎えるわけですが、確かに、牡牛座での変革が行われず物質的豊かさだけにとらわれていては軽快に双子座における変革を進んでいけないかもしれない、そんな風に感じる立春前です。