“ひもトレ”で寝ている間もカラダをメンテナンス

前から気になっていた「ひもトレ」。

先日、友人にひもトレで頭痛が改善されたといった話を聞き、私も最近取り入れています。

ちょうどよい動きができるように、ちょうどよいカラダ環境をつくる“ひもトレ”。

ひもトレとは？

「ひもトレ」は、アスレティックトレーナーの小関勲さんが提唱したシンプルな身体調整法です。

使うのは、“ひも”のみ。

カラダの部位に、軽く一周まくだけです。（ズレ落ちない程度、指２本入るのが目安）

公式サイトの説明。↓

試すことからはじめよう。
動くカラダを体感しよう。

ひもをゆるく巻いてみること。まずはそこから。ひもをきっかけに身体の動きを阻害している無自覚な偏りや癖が外され、日常動作や軽い運動などにおいて、基礎的なスタビリティ（安定性）、アジリティ（俊敏性）、フレキシビリティ（適応性・柔軟性）などが発揮されやすいカラダ環境へとガイドします。全身運動の感覚づくり、姿勢づくり、骨格づくり、筋肉づくり、 ケガ予防などに役立ちます。まずはあまり考えず、ひもトレによって動くカラダと整った心地よさを体感してください。

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つまり、ひもトレは「本来のバランス感覚を取り戻すためのサポート役」といえます。

科学的に見たひもトレの仕組み

ではなぜ、“ひも”でカラダが変わるのでしょうか。

神経生理学的に考えると、「固有感覚」という仕組みに影響を与えるからのようです。

固有感覚とは、「自分の体がどこにあって、どのくらいの力で動いているか」を脳が感じ取る仕組み。

筋肉や健、関節にあるセンサーから情報が入り、脳が身体の情報を常に更新しています。


ひもをふんわり巻くと、この固有感覚に新しい刺激が加わります。

すると脳はバランスを微調整し、力みすぎていた部分をゆるめ、サボっていた部分を自然に働かせてくれます。

結果として、全体の調和がとれ、呼吸や姿勢も楽になってきます。

実際に感じた変化

私がまずやってみたのは、寝る時。

お腹（ヘソの下の丹田あたり）、脇（鎖骨の下）、首、頭に巻いてベッドで仰向けになっていると、いつの間にか眠っています。そして、深い眠りに。

翌朝は、疲労感があるものの、起きて動き出せばそれもなくなり、動くときの体には軽さを感じます。

そして、いつも起きた時に仙骨付近がこわばっている感じがあるのですが、それがなくなりました。

寝起きの疲労感は、溜まっている夏の疲れをしっかり認識させてくれているのだと思います。

数日の間は疲労感がありましたが、その後は体が軽い状態で起きれています。

寝ている間に、疲れがちゃんとリセットされているようです。

さらに驚いたのは、夢の変化。

これまでは支離滅裂で理解しにくい夢が多かったのですが、最近はわかりやすくなったように思います。

ふと、ひもトレ効果で、潜在意識やスピリットからのメッセージを受け取りやすくなったりもするのかもしれないと感じました。（これから要観察です。）

また、ひもを巻くと、振動がジワーっと腕の先まで広がっていく感覚がありました。

神経系や血流の変化、そして、エネルギーラインの調整が行われているのかもしれません。

日常に取り入れるヒント

●就寝前に、首や腰に巻いて深い眠りをサポート。

●歩行時に腰（骨盤付近）に巻くと安定

●デスクワークや読書のときにたすき掛けすると姿勢が楽になり疲れにくい。

など。

ポイントは、ズレ落ちない程度にゆるく巻く。


ひもトレ専用のひもが販売されていますが、手芸用のひもや100均で売っているものでもできます。

カラダを整えることがテーマの乙女座シーズン、ひもトレを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか？