夜明け、最も暗い瞬間を超える―スイートチェストナット＆ジルコン、そして土星の世界

9月1日に、逆行していた土星が魚座に戻りました。

数年間の土星魚座期間でやり残したことを見直す期間に。

タロットでは、土星に対応するのは「THE WORLD（世界）」のカードであり、魂の成長のための一つのフェーズが時代とともに終わりを迎えようとしています。

そして、ここ最近ヒットしている（ボトルを胸に当てると動悸がする）ゼリツィン🄬エリクサー「Esskastanie & Zirkon（スイートチェストナット＆ジルコン）」が、一つの時代が閉じられようとしている今、揺るがない内なるコアを思い出させようとしてくれているように感じます。

スイートチェストナット＆ジルコン

スイートチェストナット―最も暗い夜明け前

スイートチェストナットは、最も深い絶望や限界を象徴します。

もう耐えられない、すべてが行き詰った――そう感じる瞬間に、人は本当の意味での祈りや信頼を思い出すのかもしれません。

「最も暗い夜明け前」に光を告げてるエッセンス。

その苦しみを否定するのではなく、むしろ、それを通り抜けることでしか見えない光があるのだということを教えてくれます。

ジルコン―地球が刻んだ時間の結晶

ジルコンは、地球で最も古い鉱物の一つであり、何十億年も前の大地の記憶を宿しています。

科学的にも驚くべき特性を持ち、溶岩にも解けず、放射能にも耐えうる性質を持ちます。

地質学者たちは、ジルコンの結晶から、地球の年代や環境を解き明かしてきました。

つまり、ジルコンは地球の記憶の結晶ともいえます。


象徴的に捉えるなら、“魂のコア”。

どんな変化や試練の中でも揺らぐことのない光を内に秘め、時を超えて存在し続ける力。

今、未来の見通しが立たない不安の中で、自分の中心に戻るように促してくれているように感じます。

土星とタロットカードの「世界」

占星学において、土星は「時間・制限・試練」を司る惑星。

魂の成長に必要なハードルを与えると同時に、それを乗り越えたときに真の成熟をもたらしてくれる存在です。

タロットでは、土星は大アルカナの最期である21番「世界」に対応しています。

「世界」は到達点であり、試練を超えた先にやって来る統合と完成。

宇宙の秩序の中での一つのフェーズの完了を意味します。

試練の惑星とされる土星ですが、タロットカードの「世界」が対応している点からも、新しいフェーズ（0番の愚者）への土台として、その先の新しい世界へと導いてくれる鍵のような存在であることが伺えます。

魚座に戻った土星―余白の通過儀礼

今、土星に戻っています。

魚座は全ての境界を溶かし、曖昧さや混沌を受け入れるサイン。

そこに土星が入るというのは、形にならない不安や見通しの立たなさと向き合うことにもなります。

私自身、具体的に先が見えないという状況を強く感じています。

しかし、それを「余白」という大切な時間であると捉えています。

土星が魚座に戻った意味は、「試練や困難の意味を理解し、何も形がない中で、なお信頼を持つことができるのか」という問いかけなのだと思います。

統合への道

スイートチェストナットが象徴する「最も暗い夜明け」を超える勇気。

ジルコンが思い出させてくれる「時間を超えて揺らがないコア」。

そして、土星魚座期間が与える「余白という試練」。

これらが今、私の中で一つの物語のように響き合っています。

タロットの「世界」が示すように、すべての試練は統合へと向かうプロセス。

今はまだ輪郭の見えない未来も、やがては大きな円環の一部としてつながっていく。

“時間を超えて揺らがないコア”に到達するためにも、“余白”を楽しんでいきたいと思います。

しかし...

今のフェーズは、先日観た映画「鬼滅の刃 無限城編」とリンクしているなと、つくづく思ってしまいます...。

鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来

先日、劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」を見に行ってきました！（入場する際に、貰った声優さんたちの対談の冊子↑） 7：50という、私が過去に見た中で一番早い上映時間で見てきたのですが、案 ...

続きを見る