「甲辰」の年の2024年と「甲子」の元旦

あと残り５日となった2023年は、60干支で五行の十干と十二支をを組み合わせた癸卯（みずのとう）の年でした。

来年2024年は60干支41番目の「甲辰（きのえたつ）」。

そしてさらに、

2024年の元旦は、干支の始まりの日「甲子（きのえね）」+天赦日+一粒万倍日+天恩日と、数十年に一度の幸運日！

と、甲の新しい芽吹きや始まり感の強い年始となるようです。

さらに、一年の始まりの日が、天が万物の罪をゆるし（天赦日）、恩恵を与えて（天恩日）、一粒巻いた種が万倍になる（一粒万倍日）とは、なんとスペシャルな！

さて、甲づいている2024年は“あらたな風”といった雰囲気が強まりそうな気配です。

十干のはじまりである甲は五行で“木”。

木が表す季節は春で、五候は風を表します。

辰は陽の土、つまり山を表します。

なので、甲辰は「春の山に立つ木」。

木は土の栄養を吸収して成長する「木剋土」の関係性ではありますが、栄養分をたっぷりと蓄えた山のによって木が芽吹き、更なる成長をとげるともいえます。

また、辰＝龍は十二支で唯一の伝説上の動物であり、エネルギッシュ、上昇、スピーディーといったエネルギー。

「風の時代」に入ったと数年前から言われておりますが、本格的に冥王星が水瓶座入りする2024年からが本番と聞きます。

それを踏まえると、甲辰は“スピーディーな変革”の年ともいえるのかもしれません。

万物に生命を吹き込む春の風に吹かれながら上昇していけるよう、元旦は日の光を浴びて、深呼吸してめい一杯新しい気を取り入れたいですね～。