先日、学生時代の友人とメッセージのやりとりしていたら、調理用油の話に。
ちなみにその友人(男性)の、調理用油事情はどうも漫画「美味しんぼ」に登場する海原雄山を参考にしているとのことでした...。
友人宅の調理用油事情
- 米油、オリーブオイルは絞りの番手3種類
- 胡麻油は常に数種類をブレンド
- 炒め物、揚げ物はラードが多め(カリッとした食感に仕上がる)
とのこと。
学生の頃からマメ男でしたが、今もマメさは健在の模様。
因みにこの友人、脱サラして農業(不耕起栽培)をしているのですが、日々の長時間の畑仕事に加え、家事にもしっかり介入。
台所にもしっかり立ち、週に何度か包丁を研ぐ男。
睡眠時間も3時間で十分なのだそうです...。
話しを聞いているこっちが疲労感を感じてしまうほど、
と感心します。
わが家の調理用油事情
我が家の場合は、「美味しんぼ」の海原雄山をお手本にしている友人に比べるとかなり簡易的です。
- オリーブオイル(エキストラバージン)
- 胡麻油(白・黒)
- 米油
を、使い分けたり混ぜたりして使っています。
これらの油、「ビタミンEが多くて酸化しにくい」という共通点がありますかね。
オリーブオイル(エキストラバージン)
エキストラバージンのオリーブオイルは非加熱でと言われますが、わが家では炒め物にも使ってます。
加熱すると熱に弱いポリフェノール成分が壊れてしまうというのはありますが、すべての栄養素が破壊されるということでもないので、生食用と加熱用として併用してます。
(気になる方は、エキストラバージンオリーブオイルをピュアオリーブオイルを使い分けされるのがオススメです。)
フルーティーな風味
ピリッと辛味のある風味
胡麻油
白と黒の胡麻油を使っています。
白は、普通に野菜を炒めたりする時にも使います。
炒めている間は胡麻の良い香りが立ち昇ってくるのですが、出来上がった料理からは胡麻の風味はほとんど気になりません。
白の胡麻油を使って、だし巻きを作ったときの風味が好きです。
黒は、和え物や中華風の浅漬けに使ったりと、胡麻油の風味を楽しみたい料理に。
あと、炒め物などで胡麻油の風味をつけたい時に白とブレンドして使います。
米油
クセがなく、炒め物や揚げ物などに幅広く使えます。
揚げ物もカラッと上がり、風味などの品質も長持ちします。
米油を選ぶ時の注意点として、製法はしっかりと確認を。
- 圧搾法(昔ながらの製法)
- 抽出法(化学溶剤使用)
2種類の製法があるので、「圧搾法(昔ながらの製法)」の米油を選びましょう。
酸化しにくい植物油
酸化しにくい油として注目されているのが「ココナッツオイル」です。
最近では、ココナッツ特有の甘い香りがない無臭タイプのオイルもあります。
ただ、温度が20℃前後になると固まってしまうのがちょっと使いにくいところでしょうか...。(特に冬場)
しかし、酸化しにくい植物油としてはダントツ(飽和脂肪酸が多いので)といえます。
参考動画:前半ミネラル、後半は油について話されてます。
酸化した油を極力体内に入れないようにしましょう。