3年ほど前に、初めて受けた「パーソナルカラー診断」。
嗅覚反応分析でイベントに出展していたときに、パーソナルカラー診断をされている方もおられたので休憩時間にお願いしました。
ちょうど、初めて生命の樹のカウンセリングを受けて、「色」に興味が向いていた時期だったのでタイムリーでした。
これを機に、ガラッと服選びに変化が。
四季に分類されたパーソナルカラー
パーソナルカラーとは、生まれ持った身体を構成する肌や髪、瞳の色などと雰囲気が調和した色のことで、大きく春夏秋冬の4つのタイプに分類されます。
それぞれのタイプに似合う色調があり、「似合う色」を身に着けると表情も明るく活き活きとした印象を与えます。
逆に「似合わない色」を身に着けると、顔がくすんで見えたり、クマが目立ったり、元気がなく不健康な印象を与えてしまいます。
ブルーベースとイエローベース
四季の色は「ブルーベース」と「イエローベース」に分けられています。
春・秋:イエローベース
夏・冬:ブルーベース
ブルーベース(ブルベ)の特徴
- 手のひらの色が、ピンクや青みがかっている
- 唇の色がサクラやローズのような青みピンク〜赤紫
- 動脈よりも静脈の色影響が強い
- 日焼けをすると赤くなった後、元に戻るか赤黒色に焼ける
- 地毛が赤みがかった茶、または黒
- 瞳の色がブラックや赤みのある茶
- 白目の色はブルーみがかったホワイト
ブルーベースこ色が得意な人には上記の特徴に当てはまる事があるが、例えば手のひらの色が黄みがかっていたり、日焼けをすると黒くなるタイプの人でもブルーベースの色が得意な人は多くいる。
イエローベース(イエベ)の特徴
- 手のひらの色が、オレンジや黄みがかっている
- 唇の色がピーチやコーラルのような黄みピンク〜朱赤
- 動脈の色影響が強い
- 日焼けをすると赤くはならず、小麦色や黒色に焼ける
- 地毛が茶色、または黒に近い濃茶
- 瞳の色が濃茶や黄みがかった明るい茶
- 白目の色はアイボリー系
16タイプのパーソナルカラー
もともと西洋人向けであったパーソナルカラー診断を全世界の民族に対応できるように改良された16タイプカラーメソッド。
(社)全日本カラースタイルコンサルタント協会(CSCA)の理事長である花岡ふみよさんによって創始された方法であり、「色彩・彩度・明度・清濁」の4つの視点から、1つのシーズンを4つに分けることで、パーソナルカラー診断の正確性が向上したそうです。
春の4タイプ
- ライト・スプリング
- ブライト・スプリング
- ヴィヴィッド・スプリング
- ウォーム・スプリング
夏の4タイプ
- ライト・サマー
- ブライト・サマー
- ミューテッド・サマー
- クール・サマー
秋の4タイプ
- ミューテッド・オータム
- ストロング・オータム
- ウォーム・オータム
- ディープ・オータム
冬の4タイプ
- クリア・ウィンター
- ヴィヴィッド・ウィンター
- クール・ウィンター
- ディープ・ウィンター
ファーストシーズンとセカンドシーズン
一番似合う色がファーストシーズン、2番目に似合う別の色のグループがセカンドシーズン。
この二つのシーズンの色の共通点を見出し、より“似合う色”を明確にするものですが、セカンドシーズンがない人や、ファーストシーズンがイエローベースでセカンドシーズンがブルーベース(またはその逆)といったパターンの人も多いようです。
また、「グリーンベース」という、ブルーベースとイエローベースの配分が均等に近いタイプの人もいるようです。
(参考記事:Wikipedia )
パーソナルカラー診断を受けてみて
私のパーソナルカラー診断の結果は、「スプリングタイプ」でした。(小さな色見本を頂きました。)
診断してもらっている時に、「瞳が茶色い」と言われ、自分の瞳は茶色かったのかと認識したり。
あと、「黒」は似合わないという事も判明!
黒って誰にでも似合う色かと思って何十年も生きてきましたが、そうではなかった...。
黒を着ると、顔がくすんで一気に老け込み、自分の良さが死ぬとのことだったので、喪服以外で黒は着ないことを肝に銘じた次第です。
自分の外見と雰囲気を客観的に見れる良い機会でしたね。
色見本とクローゼット
自分のパーソナルカラーがスプリングタイプであることが判明したのが、春先の衣替えの頃。
色見本と自分のクローゼットを見比べてみたところ、スプリングタイプの色に当てはまるのは、ちらほらと刺し色的に購入した服のみ。
全体的に、黒、紺、ベージュ、グレーなどの、いわゆる“無難な色”が多かったですね。
ちょうど、服を買おうと思っていたところだったので、「どうせ買うなら似合う服を!」と、買い物同行をお願いすることに。
買い物同行体験
買い物同行は最寄りのイオンモールにて。
複数のショップが一度に見れるので便利です。
そして、そこで、それまでの感覚だと絶対に買わなかったであろう物を購入することに。しかも最初に。
イエローのワイドパンツ
その日着ていたのはグレーのニットとジーンズという無難スタイルだったのですが、イエローのワイドパンツを試着した時に無難なグレーのニットが別物に見えるという衝撃を受け、凄く気に入ったのをよく覚えています。
他にも、サーモンピンクなどの春らしい色のニットや白いシャツを購入。
そしてイエローのものをもう一点。
イエローのポシェット
これは、スエード調のものだったのですが、私の場合、艶のある加工をされた素材よりもスエードなどの方が似合うそうです。
買い物同行をお願いすると、色だけでなく、服の素材や形状も見てもらえるのでより自分に似合うものが分かり、勉強になります。
実際、イエローのワイドパンツとポシェットは、自分が思っていたよりも合わせやすくて出番も多いです。
自分の変化を楽しむ
友人と出かけたときに、
などと言われたりすると、気分もよくなり嬉しいものです。
青でも、より自分に合う青を選ぶようになり、こんな赤が自分には合ってるんだなと知ることで、より色を楽しめるようになりました。
今まで、躊躇して選ばなかった色も選ぶようになり、自分の世界が広がったような気分にもなります。
色の力を借りて、自分の外観を調和させることは、安心した空間をつくる一つの方法と言えるかもしれません。
パーソナルカラーは、死ぬまで変わらないそうです。
自分と調和する色を知り、色を楽しんで暮らせるようになる、パーソナルカラー診断。おすすめです。