早々の梅雨明けと猛暑続きで、気持ちよさそうに海を泳ぐイルカの画像でも見て、現実逃避したくなる日々が続いておりましたが、本日は久しぶりの雨。
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史上最短の梅雨明けで一足早くやってきた盛夏の食養生
本日より7月。 まさか、この時点ですでに梅雨が明けているとは...。 今年は梅雨の期間が短いという予想ではありましたが、ここまで早いとビックリです。 そして、「梅雨の期間は短いが雨量は多 ...
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台風4号の影響で、猛暑の中休み的に今週は雨が続くようですね。
晴れた日よりも気温は下がりますが、湿度が高くなるので汗が蒸発しにくく、カラダの熱を逃しにくい状況ではあるので、熱中症には注意が必要です。
熱中症の4つの段階
私たちのカラダは、恒常性機能である「産熱」と「放熱」により36~37℃の体温に保たれています。
熱中症は、この「産熱」と「放熱」のバランスが崩れることで起こります。
1.熱失神
基本的に私たちのカラダにおいて、内臓の代謝などで体内で熱は産生されています。
それに加えて、運動や気温の上昇などにより体温が上昇すると、血管が拡張し血流を促進することで体内の熱を逃がそうとします。
この時、一気に体中に血液が流れるため血圧が下がってしまい、脳に十分に血液が届かないことで酸欠状態となり、立ちくらみやめまい、ひどい場合だと意識をうしなってしまいます。
2.熱疲労
体温が上昇すると、体内の熱を逃がすために汗をかきます。
汗により体内の水分を失い、水分補給がおいつかないと脱水症状を起こし、これが続くことで頭痛や嘔吐、倦怠感などの症状が現れます。
3.熱けいれん
汗をかくことで、水分とともに電解質(ミネラル分)も体内から放出されてしまいます。
神経の伝達や筋収縮に関与するミネラルが不足することで、足がつったり、筋肉のけいれんが起こります。
4.熱射病
体温が上昇し続け、カラダの体温調整機能が追い付かなくなった場合、脳に影響がでて意識障害が起こります。
かなり危険な状態です。
熱中症の対策
- 水分補給
- ミネラル補給
- 涼しい場所での休憩
をこまめに行うことが大切になってきます。
いくら水分を補給していても、カラダを冷やせない状態では熱中症になってしまいます。
節電だからとガマンして冷房をつけなかったり、また、トイレが近くなるからと水分を控えたりして、自宅にいて熱中症になられる方も多いようです。
あと、この猛暑の中をマスクを着用して歩くのも熱中症になる要因です。
脳に酸素が十分にいかない熱失神を起こすような状況を助長しまうことになります。
ミネラル補給には、ミネラルサプリや天然塩を活用しましょう。