ダイニングのテレビが寿命を迎えて新しくなった昨年より、夕食時にyoutubeなどで動画を見る事が増えました。
癒される犬動画や海外の動画を。
つい先日、スウェーデンで活動されている音楽家の女性のVlogを見て、そのゆったりとした空気感とカワイイ柴犬に癒されておりました。

スウェーデンの犬との暮らし事情
まず、スウェーデンで犬と暮らそうと思った場合、専門のブリーダーから迎えることになります。
(厳しい動物保護法により、ペットショップなどで販売されることは禁止されています。)
しかし、ブリーダーからすぐに迎えられるわけではなく、何度もブリーダーのもとに通い、
- 適切な飼育環境であるか?
- 相応しい飼い主であるか?
などをチェックされて、合格できれば犬を家族として迎えることができるようです。
犬を迎えたら、
- 繋ぎ飼いやゲージ飼いは禁止
- 犬を6時間以上放置する(留守番)禁止
- 6時間に一回散歩をさせる
などの厳しい法律を守らなければなりません。
ゲージに入れるのは車で移動する時など3時間程度であれば可能。
そして、共働きの多いスウェーデンでは出勤中に犬を預けておく保育園があったり、犬と一緒に出勤できるオフィスもあるそうです。
公共交通機関での移動も、犬と乗れる車両は決まっているそうですが一緒に移動は可能で、レストランや公園も犬同伴可能な場所は分けて設けられているため、「飼う」というより「共に暮らす」という言葉がしっくりくる環境です。
スウェーデンでも、コロナ禍により昨年より犬を迎える人が増えているそうですが、簡単には迎え入れることが出来ないこういったシステムがあれば、不幸な犬が増えるといこともなさそうですね。
マイクロチップによる厳しい管理
IT先進国でもあるスウェーデンは、マイクロチップの普及も早い。
ペットに関しては、日本でも埋め込みが行われているようですが、スウェーデンでは既に人にも米粒大のマイクロチップが手に埋め込まれています。
自宅の鍵や交通ICカードなどの情報が記録されているマイクロチップを体内に埋め込み、手をかざすだけで自宅の鍵を空けたりするというのを、もう何年も前にテレビで見たことがあります。
人間にもこれほど適応されているマイクロチップは、もちろんペットの管理にもしっかりと使われており、スウェーデンでは犬は生まれてすぐにマイクロチップ埋め込まれて飼い主の連絡先が登録されるようになっています。
なので、飼育放棄により野良犬になるいうこともないようです。
あらゆる意味で先進国?
9月にコロナ禍からいち早く脱した国でもあるスウェーデン。
ロックダウンなどの対策も特に行わず、“ウィズコロナ”、「コロナと共に生きる」ことを選択するのが早かった国であります。
記事内の動画2分45秒頃からカロリンスカ大学病院長のマスクに関するコメントあり。
医師がマスクなしで歩き回ってよい理由が理解できたような😅 https://t.co/6FVGXnvPgw
— 宮川 絢子 /外科医 in Sweden / 双子ママ(みやかわ あやこ) (@AyakoMiyakawa) October 4, 2021
趣きがあり、自然豊かな街並みが印象的なスウェーデン。
多くの人がマイクロチップ手に埋め込んでいるようなイメージは湧きませんが、IT先進国でもあります。
そして、人間だけでなく動物にとっても福祉先進国。
スウェーデンだけでなく、北欧諸国は進んでいるようですが...
これからのAIとの共存を考える時代、参考になるようなことが何か見えてくるかもしれませんね~。
ツリーテントのキャンプ動画も癒されます。↓