印象派 モネからアメリカへ

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印象派 モネからアメリカへ



先日、あべのハルカス美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」に行ってきました。

パリの印象派画家たちに影響を受けた、アメリカだけでなく日本の画家の作品なども展示されていました。

モネの絵がたくさん展示されているわけではないのですが、観に行きたくなってしまう魅力がモネにはあります。

モネの描く“水”の色合いと光の加減はやっぱりいい。

クロード・モネ「睡蓮」 1905年 

フランスのジヴェルニーに移った当初の頃の庭の睡蓮。

モネの絵で、荒々しい海を描いた作品もあったのですが、海面に白波がたっていて荒れた感じはするのですが、生みの色が淡く描かれていたのが印象的でした。

白内障の進行により、モネの晩年の絵は濃い赤や緑、黄色などの色合いでタッチも力強く、抽象的な作風となっていくのですが、印象派としてのモネの描くジヴェルニーの庭の庭は水の色合いと光の加減がモネの心に映った庭の自然の美しさを物語っています。


モネの青と東山ブルーは、やっぱり素晴らしい。


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チャイルド・ハッサム「花摘み、フランス式庭園にて」 1888年


こちらは、アメリカの印象派を代表する画家チャイルド・ハッサムの作品。

木漏れ日の描き方が美しく、モネの光のニュアンスを感じる作品でした。


ポール・シニャック「ゴルフ・ジュアン」 1896年

点描技法で描かれた新印象派を代表する画家ポール・シニャックの作品。



デウィット・パーシャル「ハーミット・クリーク・キャニオン」 1910-1916年

パステル調の色合いで描かれたグランドキャニオンの風景。


こちらは、一番最後に展示されていた絵で、力強いイメージのグランドキャニオンが柔らかな色合いとタッチで描かれていて印象的でした。



なぜか、山羊座新月を迎えるにあたり、絵画に触れておきたいとふと思い行ってきたのですが、なかなか有意義な年末のひと時を過ごせました~。




ちなみに、3月7日から京セラ美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」では、日本初公開作品7点を含む全50作品を観ることができるようです!




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