文学作品なんて、前はいつ読んだっけ...?
と、遠い目をしてしまうほど久々に読んだ本「ギリシャ語の時間」。
2024年、アジア人女性で初のノーベル文学賞を受賞したハン・ガン氏の小説。
今年のノーベル賞受賞者もだれかも知らず、文学作品に手を伸ばすこともない状態の私がどうして「ギリシャ語の時間」を読んだのかというと...
先月のザビエさんの占星学講座が、ハン・ガンさんのチャートを読む内容だったのがきっかけです。
“「蠍座」要素の強い「射手座」”
だったのですが、ザビエさんが「ギリシャ語の時間」を読まれて、とても射手座らしいエピローグになっているとおススメされいたので読んでみた次第です。
(もともと、ハン・ガンさんは詩を書いていたらしく、その時の作品はあまりザビエさんはいいと思わなかったらしいのですが、「ギリシャ語の時間」を読んでとても良かったとおっしゃってました。)
「ギリシャ語の時間」は、視力を失いつつある古典ギリシャ語の講師の男性とその生徒である失語症の女性の二人の主人公。
この二人が、毎週木曜日の古典ギリシャ語講座の時間によって結び付けられていく物語です。
女性の描写、日常や心の内、記憶などが、闇く冷たく深い水の底のようで、蠍座的要素を強く感じ、ずっしりと重い水の圧力のような印象でした。
この水底から、どんなふうに上がっていくのか?という視点で読み進めていました。
一方、男性の描写は、やわらかな光を感じる描写でありながら、かなり悪くなっている視界が徐々に暗闇に向かっていく不安も織り込まれており、過去に抱えた闇も湧き上がってきます。
で、この二人がどんなふうに結びついていくのか?
半分以上読み進めたところでも、なかなか距離が縮まる感じがないなと思っていたら、三分の二ほど読み進んだところで登場する建物の中に迷い込んだシジュウカラによって関係が急速に変わっていきます。
二人が迷い込んだシジュウカラを助けようとするときにかける「そこにいてはいけない」という言葉が印象的で、また、このシジュウカラが“青い鳥”を連想させます。
このあたりから、蠍座から射手座に移行していくような展開に。
闇く深い水底から息を吹き返して、変容、上昇していくような流れの兆しを感じることになります。
「死と再生」の蠍座でより深く内に潜り生まれ変わり、自らの真実にかかっていた靄が晴れて自由になる射手座の新しいステージに向かうプロセスを感じ取ることができるような作品でした。
占星学講座で、「人生には12星座の学びがある」と教わりましたが...
蠍座ステージは、かなりの辛苦が伴うものであり、その次にやってくる射手座ステージの解放感はかつて感じたことがないものになるのかもしれません。
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