春分の日に買った花と読んだ本「花を飾ると、神舞い降りる」

今年は、雨が多く肌寒い日が多い春分の頃ですが、春分当日は春らしい陽光が降りそそぐ日でした。

このところ、寝室の花瓶に活けていたのは庭の寒緋桜の枝だけだったのですが、春分の日には久しぶりに花を買って生け

花を飾ると、日常に見えない世界とをつなげてくれる。

香りのよいストックと淡いコーラル色のバラ

春分の日に購入した花は3種類です。

花売り場でひときわ香りでアピールしていた白のストックと、セットになっていたグリーンのもじゃもじゃした変わった花のグリーントリュフ。

そして、ストックのすぐ横にあった淡いコーラルのバラです。

縁にイエローのトーンがあったり、柔らかな陽射しの春分の日にぴったりだったので購入しました。

ストックの香りが強いのでかき消されている感じですが、鼻を近づけるとバラ独特の香りが。

夜はストックの香りに包まれて瞑想したあとに眠る日々です。

朝起きたときには視界に花が入るので、目覚めも爽やかに感じます。

「花を飾ると、神舞い降りる」

作者は、エネルギー哲学🄬者でフローリストの須王フローラさん。

パリのモンパルナスの老舗花屋でフローリストとして働いていた経歴をお持ちの方で、日常的に花を買って家に飾り自然を家の中に取り入れることをおススメされています。

自然の「ありのまま」が私たちを整えてくれる

人は自然を求め、その「ありのまま」の姿に癒しを感じます。

その「ありのまま」の自然から切り取られた存在である花を生けることで、人工的な場所が癒しの空間に変わります。

自然によって人は整えられて本来の状態に戻り、エネルギーが流れる状態になり癒される。

自分の状態を整えてエネルギーが流れていくことで、人生もスムーズに流れていく。

見えない世界の入り口である植物

花を飾ると、見えない世界のエネルギーが流れ込んでくることにより、空間が整い癒しを感じます。

花や植物は目にみえますが、そこには必ず妖精が存在。

なので、自然の一部である花や植物は目に見えない世界の入り口でもあるといえます。

妖精の存在は、見えることもあれば、香りや触覚などで感覚的に感じることもあり、人によっても様々ですがこれらは全て「視える」ということになるようです。

今の気持ちにあった花を飾る

常に整っていてエネルギーに滞りがない妖精たちのサポートを受けるには、自分の気持ちに素直なことがとても大切であり、好き or 嫌い、快 or 不快といった、頭ではなく気持ちや感覚的な判断に正直でいる必要があります。

自分の状態に合わせて、今の気持ちにあった花を飾ることで、その時の自分に合った妖精を迎えてサポートを受けることができるようになるそうです。

私が春分の日に選んだ花は、香りに誘われたというのもありますが、思わず手が伸びた花です。

あまり、鮮やかな色の花には目がいかず、全体的にやわらかくてふわっとした感じの花を選んだわけですが、その日は春らしい穏やかな陽射しで気持ち的にもやわらかでしたね。

花は、どこで買ってもどんな風に飾ってもOK。

（花瓶でも、プリンの空容器でも。）

ただし、扱いは優しく丁寧に！

花を飾ると、神舞い降りる [ 須王　フローラ ]

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本書には、花を飾ること以外にも、自分の目の前に存在する現実や原因と結果のエネルギー観点からのとらえ方なども書かれているのですが、スーッと読み進められるので、ガチガチに固まった筋肉をほぐされるような読後感でした。

頑張りすぎて疲れている、ガチガチの思考タイプなどという方は、読んでみられるとゆるむのをサポートしてくれるかもしれません。

花が好きなでよく飾られる方は、花を選ぶのが楽しくなるのではないでしょうか。