「王の帰還」―太陽獅子座入り

明日から獅子座シーズン。（7月22日から8月23日まで）

7月25日には獅子座新月を迎え、旧暦「閏水無月」が始まり、晩夏の後半に入ります。

蝉の声も、ライオンの咆哮のごとくパワフルになってきております。

自分の中心にある純度の高い炎のエネルギーを感じる季節。

7月25日の新月の真向かいには、現在水瓶座にある冥王星。

私のネイタルチャートの月は獅子座にあり、新月の度数と近いので、影響強めかもしれません...汗

これまでの感情のパターンや表現のスタイルの崩壊と再生が冥王星によって促されるような。

自分の魂本来の欲求、ハートの声に忠実になるように促される新月のように感じます。

しかも、私のネイタルの月は8ハウスなので、蠍座的な部屋にあります。

そして、蠍座の支配性であるトランジットの冥王星が真向かい（180度）に位置する。

太陽は獅子座の支配星であり、太陽が獅子座に入るということは、まさに「王の帰還」。

その帰還した王である太陽に重なって新月となる月は、深層を変容させる冥王星の影響を強く受けることとなります。

その近くにあるネイタルの月。（影響を受けないはずはないな...）

自分のシャドウや衝動からくるエネルギーをどういう表現に変換するのかが問われるともいえるかもしれません。


まさに、先日観た映画「怪物はささやく」の主人公のような感じです。

本来の自分の炎がリブートされるような感覚もあります。

「内なる王が目覚めるとき。自分の人生という舞台の真ん中に、もう一度立ち戻る。」

7月25日の獅子座新月は、私たちの内側に眠っていた“魂の火種”を呼び覚ます特別な瞬間。

それは、冥王星が切り込む影を越えて、本当に生きたい自分に火を灯す新月となりそうです。