台風7号の上陸と台風の一生

今朝の4時過ぎに紀伊半島に上陸した台風7号。

暴風域に入り、突風による家の揺れで早朝に起こされました...。

Yahoo!天気

少し雨戸をあけて外の神社を覗いてみると、空は比較的明るく、雨はさほど降ってはいませんが風が強いです。

よく見ると、裏の神社の拝殿の天辺にカラスが...。

強風の中、揺れてバランスをとっています。

今回の台風は珍しく東から上陸するルートで、いつもの台風の通過とは確かに違います。

いつもだと、夜中のうちに台風が通過し、風はやや残る物の澄んだ空気の朝という感じが多かったように思いますが、今回は朝になってもまだ荒れ模様で、雨戸を開けれない状態です。

昨日8月14日の午前10時ごろの空はまだ青空み垣間見えている状態でしたが、湿度が高く、不気味な程無風状態で、

ゴーヤに覇権を奪われつつある、おそらく最後となりそうなキュウリが実る庭も静かでした。

毎朝遊びにやって来る10羽ほどのスズメの姿も見られず、本当に静けさの漂う朝。

しかし、台風6号ほどではなくとも自転車並みのスピードでゆっくり進む台風7号が発達しながら近畿地方に近づくにつれ、

午後からは空が暗転し、雨が降り始めました。

8月15日現在は、最盛期にある台風が通過するのを家の中で過ごして待っている状態です。

お盆の最終日にこれほどの大きな台風に見舞われるのは人生初かも...。

台風の一生は、発生期・発達期・最盛期・衰弱期の4段階あり、日本に接近するのは、主に最盛期と衰弱期の段階の台風。

赤道付近の海上で発生する台風は、日本に接近するまでの間に発達し、今回の台風のように最盛期を迎えた段階で上陸することもあれば、すでに衰弱期に入って熱帯もしくは温帯低気圧に変わった段階となった場合のいずれかのようです。

海面水温が高い熱帯の海上で発生した上昇気流により発生した積乱雲が、ある程度まとまって中心の気圧が下がり、風速が17m/s以上となったものが台風と呼ばれます。

発生した台風が北上し、海面水温の低いエリアに入ってくると海からの上昇気流の減少により衰弱していきます。

熱帯海域での積乱雲の発生が多かった場合は、もともとが巨大であったり、北上するルートの海面水温も高い場合は発達し続けるということになるのであれば、ここ最近の気温の高さから考えても、6号、7号と連続した大型台風がやってくるのも想像できますね...。


現在は風が強い状態ですが、線状降水帯の発生にも注意とのことなので、今後の雨の状態にも注意です！


皆さまも、くれぐれもご用心ください。