こちらは昨日(9月20日)の台風一過の朝の空。
ベランダから見る空は、台風の名残のどんよりとした雲と青空の狭間のようとなっており、台風到来前の蒸し暑さとは打って変わって、気温も8℃ほど下がり、朝からひんやりとした高原のような空気となっていました。
この気温の下がり方から、大気の流れを大きく変えるほどの台風の規模だったというのが伺えます。
私の住む地域である奈良の中部では、夜中に断続的に雨が強まりはしたものの、大きな被害はありませんでしたが、九州や中四国では暴風や大雨による被害が相次いでいました。
この度の台風14号により、被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
大型で猛烈な台風14号
9月17日の土曜日には、気象庁が緊急会見で「経験したことのない、暴風・高波・高潮・記録的な大雨の恐れがある」と呼びかけるほどであった台風14号。
昭和の三大台風の脅威を思い出させるほどの勢力であったようです。
昭和の三大台風
1934年の室戸台風
1945年の枕崎台風
1959年の伊勢湾台風
9月19日夕方より近畿に接近
奈良県の中部付近は、19日の夕方から少し風が出始めたものの、まだ雨は降らず、夜8時くらいになって雨が降り始めました。
そして、日付が変わった頃から断続的に強い雨が明け方まで降っていました。
20日の朝は東北を横断し、その後は温帯低気圧に。
エリザベス女王の国葬
近畿地方に台風が最接近したのが9月19日の19時頃。
ちょうどその頃、ロンドンのウエストミンスター寺院にて執り行われたエリザベス女王の国葬が始まり、放映されていたのを見ていました。
日本からは天皇皇后両陛下、そして世界の王族をはじめとする要人が参列するウエストミンスター寺院の映像を見ながら、これから時代の変化がより一層加速するんだろうなと...。
マドモアゼル愛さんも、このよううにブログに書かれていました。
物事には限度があります。一定の限度を超えると、その物事は崩壊や破綻に至ります。今、日本と世界に起きていることがそれで、明治から始まる大日本帝国の流れは日本では崩壊の過程に入りました。
世界ではエリザべス女王の死により、大英帝国の権威構造に見られたやり方が、崩壊の過程に入りました。
エリザベスの死は権威による支配の崩壊を意味し、この200年以上を支配してきた様々な権威による統制と支配が終了することを予感させます。
今はまさに、台風14号が去ったとの朝の空のように、光が差し込もうとしている青空とどんよりとしたグレーの厚い雲の狭間の状態といえるのかもしれません。
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