ウエサク満月―魂の変容が促されるとき―

本日はウエサク満月。（蠍座で起こる満月です。）

ウエサク満月とは、仏陀が誕生・悟り・入滅したとされる特別な日。

輪廻転生の超越、そして魂の浄化と再誕を象徴する神聖な時間。

天界と地上がもっとも近づくと言われるこの日は、私たち一人ひとりにとっても「内なる真実」が浮かび上がり、これまで握りしめてきたものをそっと手放すための絶好のタイミング。

今年の満月は、牡牛座の豊かさと重なり、“生命力” に新しい風が吹き込む、特別な満月です。

この一年を振り返ると...

私自身も、この1年は「生と死」「受け継ぐものと手放すもの」に深く向き合う時間を過ごしてきました。

昨年、母が旅立ち、その後、今年に入ってから長く続いてきた家系の供養を終えるために墓じまいを進めてきました。

そして、墓じまいを先日無事に終え、肉体的・物理的な結び目は一区切りを迎えたところです。

それはまるで、“目に見える世界の最後の縛り” を一つずつ外していく作業でした。

不思議なことに、そのプロセスが進むにつれて、どこか心の奥底が静かに満たされていく感覚がありました。

形がなくなることで、本当に大切なものだけが残っていくということを深く体感していくプロセスでした。

振り返ってみると、今年に入ってからは特に、「自分で自分を自由にする」ということにフォーカスしてきたように思います。

母を見送り、長年の先祖供養という“かたち”を終わらせた今、私もまたひとつの大きな縛りから自分を解放しました。

そして、これからどんな自分に出会えるのか、とても楽しみでもあります。


私の「墓じまい」の体験を綴った記事を、noteで有料公開しています。
個人的な体験ですが、同じように供養や家系との向き合いに悩む方のヒントになれば幸いです。

★note有料記事『自らの枷を解くイニシエーション ― 墓じまいを終えて ―』はこちら

note（ノート）

自らの枷を解くイニシエーションｰ墓じまいを終えて―｜Ryoko＠terra_note

https://note.com/terra_note/n/ndb70044ecca1

見えない枷を解き、魂の望みに一歩近づく。 これは、私自身の内なる旅路の記録です。 形式や常識を超えて、魂の自由を取り戻すための小さな物語。 このnoteは、 心のどこかで「見えない枷」を感じてきたあなたへ。 そして、自由への扉を静かに開きたいと願うすべての魂へ。 共鳴してくださる方に、そっと届きますように。 立春の頃に始めた実家の墓じまい。 ようやく、無事に完了しました。 墓じまいを決断した瞬間から、私の内面的な変化がもたらされているのを感じて過ごす３か月に。 【目次】 墓じまいを決意するま...