風薫る5月の龍穴詣りと大宇宙青龍図＠八坂神社

ゴールデンウィークの真っただ中の昨日、八坂神社の龍穴詣りへ。

八坂神社の本殿は、「龍穴」である池の上に立っている。

行列を覚悟していたのですが、龍穴詣りの開始時刻前に到着すると、まだ二人しか待っておらず、すぐに入ることができました。

お参りを済ませて出てくると、行列ができており、10分ほどの差でスムーズな流れに乗ることができていたようです。

その後は、常盤新殿へと向かい、直会の御本殿真下から湧き出る青龍神水で点てたお抹茶とお菓子を頂きました。



そして、なんと！
そのお抹茶を頂いた部屋には、大宇宙青龍図（Cosmic Dragon）が！

ずっと見てみたかった絵です。

美しい瑠璃の青。

中央にある光の球とその近くにある素戔嗚尊の眼が、すごい吸引力です。
（ちなみに、この素戔嗚尊の眼は、何度消しても浮き上がってきたそうです。）


この絵を眺めながら、龍穴水で点てたお抹茶を頂けるという贅沢な時間でした。

大宇宙青龍図（Cosmic Dragon）

天界から放たれた聖なる光が、宇宙の果てから全宇宙に届く時、この世は清らかな大地に変わります。
宇宙誕生から蓄えられた無尽蔵のエターナルエネルギーを、それぞれの方々に届け、生きる勇気と希望を持ち帰っていただきたい。
その一心で描き上げました。

画家　ワイルドアインシュタイン　塩澤文男


解説とストーリー

ビッグバンによって生まれたコズミックドラゴンは、全宇宙を身にまとい誕生した生まれたての龍です。
その龍により吐き出された眼前に浮かぶクリスタルボウルは私たちの住む地球です。
何度も輪廻転生を繰り返しクリーンになってたった今生まれました。
人類にとって欠かせない清らかな水は、四方から大宇宙の青龍に注ぎ込み潤いを与えています。
中央の素戔嗚尊は、眼光を優しく放ち私たちの行いをやさしく照らしています。

左手上に輝く三つの星は陰と陽を合わせ持ち最も人間の性格に近いとされるオリオン座で、宮沢賢治の「星めぐりの歌」にも歌われています。
さらに左角上に赤く光る巨大な星はペテルギウス、オリオン座の恒星です。
近年超新星爆発が起こる可能性が最も高い星で、もし爆発すれば太陽系の法則が変わり地球への影響が最も大きいとされ、その規模は計り知れません。
銀河系唯一、この命の星地球に私たちはそれぞれの使命を持って生まれて来ました...。
何をすれば心安らかに暮らせるのでしょうか？
コズミックドラゴンは私たちに問いかけています。

大宇宙青龍図の向かいには、「青ノ水守」という青龍の掛軸も飾られていました。

かなり久々に訪れた八坂神社での時間は、豊かで深い時間に。

それにしても、「水」というのは...すごい...。