天王星の双子座入りとゼリツィン🄬ワイルドオート＆ラベンダージェイド

令和7年7月7日、天王星ふたご座入り。

いよいよ本日の17：00頃に、天王星が牡牛座を抜けます。

とはいっても、9月からの逆行で11月から来年の4月終わりごろまでは、また牡牛座に戻るのですが。

本格的な双子座入りは2026年4月26日からとなる模様です。

いやしかし、それにしても長かった...。

牡牛座の私にとっては、ハードでかなりアイデンティティの刷新を余儀なくされた、そんな7年でした。

天王星は、秋にはまた牡牛座に戻り、本格的な双子座入りまで半年近く滞在することになるようですが、それでも、「やっと」という肩の荷が下りるような感覚は否めません。

12星座“最速”の双子座への移動

風のエレメントである双子座は、12星座で“最速”と言われるサインであり、好奇心旺盛で変化を好みます。

一方、地のエレメントである牡牛座はその真逆で、最も遅いと言われるサインで、変化が苦手。

“革新”を司る天王星が、変化を好む双子座に入るということは、思考・神経・ネットワーク・情報といった流動的なものへの革新が加速することが予想されます。

同じ風のエレメントである水瓶座に滞在している冥王星とも協調する感じとなり、より風の時代感が強まりそうです。

しかし、風は軽やかではありますが、時には嵐にもなり得ます。

過剰な情報、選択肢の多さ、思考の暴走...。

脳が休まらない、どれを選べばいいのか、どこに向かえばいいのかわからない、といった状況に陥りやすいともいえます。

ワイルドオート＆ラベンダージェイド

多くの興味や誘惑がある状況（タロットカードのカップの7のような）で、もっと絞って集中したいときに。

また、数多の情報に晒され、自分が何をしたいのか、どこに向かえばいいの分からないときに、ワイルドオートは“人生の方向性”を再調整してくれます。

複数の選択肢の中で迷い、意図を失ってしまった状態のときに、静かに内側から「これだ」と指ししめしてくれるような感じです。

また、神経を鎮静させ、思考のノイズを落としてくれるラベンダージェイド。

無駄な思考による脳の過活動によるエネルギーの消耗をやわらげ、静けさや集中力を取り戻すことをサポートしてくれます。


なんとなく、ちょっと気になってボトルを胸に当ててみたら、まあまあの動悸が。

やはり、何かしらカラダは既に天王星が双子座に移る影響をキャッチしているようです。

木星蟹座期もスタートし、自分の聖域を確立するために、自分の内なる声への信頼を高めていかなくてはいけない状況。

自然のチカラに頼ることも多くなりそうです。

双子座が司る“呼吸と神経”

双子座は、身体において「呼吸器系」「神経系」、また、腕、肩、手などに対応しています。

そして、天王星は「電気的」な刺激を象徴する天体。

この二つが重なるとき、

・睡眠の質の低下
・頭の中が休まらない（情報過多）
・迷走神経の機能低下
・呼吸が浅くなる
・集中力、意図する力の低下

などが起こりやすいかもしれません。

まるで、神経が風にさらされているような状態。

気づかないうちに疲弊してしまうことになります。

なので、これからは、五感を使った体がキャッチする情報を得ることがとても重要になってきます。

そうすることで、思考に負担をかけずにバランスを取っていくことができます。

風に乗るための“静かな時間”

スピーディーな風の時代は、「動きながら整えていく」ということも大切ですが、一旦“静止”して方向性を見定める時間も必要です。

情報過多の現代において、内なるコンパスを信頼するには、自律神経を調え、静けさの中で感覚を研ぎ澄ませる時間も必要です。

感性を伴った論理的思考が大切な時代へ。


古い思考や概念による「何かをしなければならない」から、感性で選んで「なぜこれを選ぶのか」という問いを持ち続けることが大切なのかもしれません。


みなさま、良き七夕をお過ごしください。



新暦から旧暦の七夕までの流れについてnoteに書いてます。↓

note（ノート）

長い夏―ふたつの七夕と風が運ぶ祈りのかたち｜Ryoko＠terra_note

https://note.com/terra_note/n/n9313d99f212a

【初めての方へ】自然と星の感覚帖〜最初の扉をひらく記事たち〜｜Ryoko＠terra_note｜noteはじめまして。自然療法士として、 星や季節のリズム、身体の感覚に耳をすませながら 「魂と自然とともにある暮らし」を綴っていnote.com 二十四節気の夏至も、もう間もなく終わり。 7月7日の七夕から、小暑を迎えます。 願い事を短冊にしたためて、竹に結ぶ七夕。 今年は、その「願う」という行為が、より深く、心に問いかけてくることになるのかもしれません。 その理由のひとつに、2025年という特別な年の暦と大きな天体の動きがあるとい...