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ロシアの「ダーチャ」のある暮らしに垣間見える素敵な未来

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ロシアの「ダーチャ」のある暮らしに垣間見える素敵な未来

 

ゼリツィン®38本チャレンジのグランドステージの2ステップ目も終盤に差し掛かっている1月初旬。

 

パワフルな宇宙線が降り注ぐ日のゼリツィン®グランドステージの2ステップ目スタート

  久々に地震による結構な揺れを感じた一昨日の金曜日。 (わが家はよく揺れるので、余計感じました...。)   どうやら、12月2日から非常に強力なエネルギーが宇宙から流入してきて ...

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毎晩眠る前に、その日のゼリツィン®エリクサーとともに瞑想を行っているのですが、その時に思い描くイメージにリンクするようなブログ記事を先日目にしました。

 

 

ウクライナ侵攻の件で世界に緊張を与えているロシアですが、「ダーチャ」という素敵な文化を持つ国でもあります。

 

「ダーチャ」とは、家庭菜園つきセカンドハウスのこと。

旧ソ連・スターリン時代の国策である「自給自足」がベースになっている。

 

ロシアの広大な国土を有効活用した「ダーチャ」

 

ダーチャの面積は、600㎡(約180坪)!

 

希望すれば、郊外にこれだけの広さの土地を国から借りることができます。

その土地に小屋や小さな家を建てて野菜を栽培してすごすセカンドハウスが「ダーチャ」です。

 

ロシア人の多くは、週末や休暇をこのダーチャで過ごすのだそうです。

 

生産レベルの家庭菜園

首都のあるモスクワ州では住民の3分の1が菜園を持っている。一説にはモスクワ市民1,000万人のうちの75%が持つともいわれている。
国全体でいうと、2003年のロシア国家統計局のデータでは、国内3,400万世帯の8割が菜園を持つか、野菜づくりの副業を行っており、ロシアのジャガイモ生産量の92%がまかなわれている。

農耕と園芸カルチベ

 

これだけの野菜を自ら栽培しているのですから、旧ソ連崩壊後に食糧難で餓死者が出なかったというのも頷けます。

 

自分の健康を守るためのものでもある

ソ連崩壊後は、都市には外資系スーパーも立ち並んで、年中豊富に食材が手に入るようになりましたが、大量生産のものが多いので、ナチュラルかどうかはわかりません。旧ソビエト連邦の時代に「自分の体は自分で守れ」と国から言われ続けてきたことから、農薬や効用、食べ合わせなどについても詳しくならざるを得なかったロシアには、健康志向の人が実に多いんです。「健康に生きるためには、自分で自分のことをしなくては」というポリシーとして無農薬の野菜を作り、暮らしにダーチャを取り入れているのだと思います。今後はどうなって行くかわかりませんが、だからこそ、維持が大変なダーチャを今も代々受け継ぎ、続けているのでしょう。

朝日新聞GLOBE+

 

“カラダは食べたもので出来ている”ということを踏まえると、無農薬で自分で栽培した野菜を食べ、育てた野菜は長くて寒い冬の備えとして、自分たちで加工して保存食にもするとのことなので、添加物なども入っておらずナチュラルなものを体に取り入れることができ、とても理にかなっていると思います。

 

 

年末に愛知で農業を営む友人が野菜を送ってくれたので、このお正月休みは質の良い野菜を食べて過ごしました。

不耕起栽培で育てられた無農薬の野菜たちは、やはり美味しく、気が満たされるような感覚があります。

 

白菜も大根もやわらかくて美味しいわ~

 

と、最近お手製の塩こうじ漬けにハマっている母も喜んでおりました。

 

わさび菜やからし菜など、近所のスーパーでは見かけない葉野菜も入っていたのですが、香りがよくて味も濃く、シャキッとした食感が、煮物などが多くなるお正月料理の合間に食べるとリフレッシュでき、美味しくいただきました。

 

 

 

アナスタシアの未来のダーチャのビジョン

シベリア地方だけだった土地無償供与が議会でロシア全土で可能になり、その自己農業栽培に携わる人が三千万人にも達し、食糧は完全に自国生産可能になっていた。

家で不必要になった作物を販売しても税金が掛からないので、彼らはお金の面でも豊かになる。

政府も農地供与に寄って、会社勤めに向かないので失業していた人間が居なくなり、失業に対する保障が必要無く、免税措置を取っても財政は潤った。

 

動物を狩ることを止めたので、世代を追う毎に野生動物は人間に安心して接するようになり、リスは勿論だが、熊まで親しくなる者もいるそうだ。

春に冬眠から目を覚ました熊は、真っ先に親しくしている家に行き、人間から良く来たね!とばかり誉められ撫でられるのが最高の喜びだと思うようになった

 

ペットの犬猫と同じです。

それどころか人間の手伝いまでするようになる。

倒れた大木をどかしてくれたり、蜂蜜たっぷりの蜂の巣を持って来てくれ、子供達には熊が美味しいベリーがある場所まで案内すると言う。

まさに自然と動物と植物との共生、理想そのものがロシアに現れて来て、世界中から注目を浴びるようになる。

 

ロシアの未来がとても素敵で面白い

 

なんとも素敵な未来です。

冬眠から目覚めて挨拶にやってきたクマをモフモフしているのを思わず想像してしまいました。笑

 

私もアナスタシアを7巻の「生命エネルギー」まで読みましたが、このアナスタシアが作者に見せたイメージは、5巻に書かれています。

こちらの記事を読んで、それを思い出しました。

この部分が書かれた章の朗読動画↓


[書籍のメール便同梱は2冊まで]/私たちは何者なのか[本/雑誌] (アナスタシア ロシアの響きわたる杉シリーズ5) / ウラジーミル・メグレ/著 にしやまやすよ/訳 岩砂晶子/監修

 

最新巻の8巻「新しい文明 上巻」も出ているようです。

 

ダーチャで安全安心なナチュラルな野菜を栽培する人たちは、自分たちが食べきれない余った野菜を無税で販売することが出来て生活が潤うようになり、免税措置を行った国も失業者に対する補償をしなくて済むことで財政が潤う。

そして、その先にある自然と動植物との共生。

 

ロシアの「ダーチャ」は、そんな未来のイメージを膨らませてくれる文化といえますね。

 

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