ワンコへの自然療法忘備録。
初めての足湯はハーブティーで
ホリスティックケアカウンセラーの勉強中に初めて行ったケアは“足湯”。
丁度よい大きさの桶を発見したので試してみました。
初の足湯に使ったのは、ハーブティー用のドライのカモミール。
桶から立ち上るカモミールの香りに人間も癒され、朝からまったりモードに。
何せ初めての試みなので、嫌がってすぐ出て逃げるかな~と心配していたのですが、案外大丈夫。
最初は「なにすんねん...。」的な目で私を見ていた愛犬ねね様も、良い香りがするからかじっとしていました。
約10分程の初の足湯は無事成功です。
メモ
ジャーマン・カモミール<学名:Matricaria recutita> キク科 和名:カミツレ
使用部位:花
主な作用:抗痙攣作用、駆風作用、抗炎症作用、鎮痛作用、抗菌作用、消化促進作用(苦味健胃作用)、傷の修復作用、駆虫作用
作用部位:皮膚、消化管、肝臓、神経系、粘膜、平滑筋
使用形態:ティー、浸出油、チンキ、膏薬、軟膏、湿布
(参考文献:Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科)
アロマで足湯
初めてのハーブ足湯が成功してから、足湯を何度か続けました。
右後足の指の間が少し赤くなっているのが気になったので、ラベンダー精油を使用。(精油はメディカルグレードのものを使用しています。)
お湯の中に2滴ほど入れてよく混ぜます。
ねね様は足湯にもすっかり慣れたのか、途中、座浴状態になることがほとんどでした。
今思えば、少量のバスオイルなどに精油を混ぜていれると、よりお湯とのなじみが良かったかなと。
メモ
ラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)<学名:Lavandula angustifolia または officinalis> シソ科
作用:鎮痛作用、鎮静作用、瘢痕形成作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗炎症作用、消毒作用、抗痙攣作用、強心作用、駆風作用、通経作用、血圧降下作用、強壮作用
※動物に使ってはいけない精油
以下が使ってはいけない精油ですが、あまり馴染のない精油が多いのではないかと思います。
私は、オレガノ、ウィンターグリーン、カンファー(クスノキ)、クローブ、タイムは持っていますが、皮膚刺激が強かったりするので、人間に使用する際も注意して使っています。
注意
アニス、オレガノ、ウィンターグリーン、ウォームシード(アカザ)、カラマス(ショウブ)、カンファー(クスノキ)、カシア(センナ)、クローブ、サッサフラス、サンタリナ、ジュニパー(※ジュニパーベリーは使用可)、セイボリー、タイム(レッド、ホワイト)、タンジー、バーチ、ビター・アーモンド、ヒソップ、マグワート、マスタード、ラベンダーストエカス、ルー、ワームウッド、ヤロー など
足湯の効果
足の疲れや筋肉の痛みを取るのに効果的な足湯ですが、人間と同じく“冷え”にも良いです。
冷えているかどうかを確認するには、肉球を触ります。
温かい室内にいるのに肉球が冷たい場合は、冷えている可能性が高く、そんなときにも足湯はおすすめです。
そして、アロマやハーブを使った足湯の効果としては、香によるリラックスやリフレッシュ効果。
愛犬が嫌がる香りは使わない方が良いです。
精油を使用する場合は、慎重にごく少量から使用して様子を見ながら慣らしていく事をおすすめします。