と、聞かれることも多いので、選ぶポイントなども含めてお伝えしたいと思います。
日常的によく使うしょうゆ、みそ、みりんをメインに。
本来はシンプルな原材料
選ぶ際に「美味しい」というのははずせませんが、最重要ポイントは「原材料」。
本来、発酵調味料の原材料はとてもシンプルです。
シンプルな原材料に、微生物がしっかりと働ける時間(醸造期間)があることで、カラダがよろこぶ発酵調味料が完成します。
しょうゆ
しょうゆの原材料は、大豆、小麦、食塩のみ。
これらの原材料を、麹菌、乳酸菌、酵母菌などが連携して発酵させることで、醤油ができあがります。
天然醸造(自然にまかせて醸造させる方法)で、1年以上のものを選ぶようにしています。
2年から4年ほど醸造させるものもあり、醸造期間が長いと、塩味がまろやかになり旨味の強い醤油となります。
みそ
みその原材料は、米、大豆、食塩のみ。
天然醸造で、醸造期間は1年以上(白みその場合は6か月程度)のものを選ぶようにしています。
みそは、手作りしておられる方も多いと思います。
よりご家庭になじむ味になっていいかもしれませんね。
みりん
みりんの原材料は、米、米麹、食塩のみ。
本みりんと呼ばれるものの中でも、醸造アルコールなどが入っていない、熟成期間は短くても1年以上のものを選ぶようにしています。
何年か前から使っているのは、みりんと料理酒の中間のような醸造調味料である「発酵酒みりん」。
こちらの「発酵酒みりん」は、煮物などの風味がワンランクアップして美味しく仕上がるので重宝しています。
微生物がしっかりと働いてくれたものを
微生物たちがしっかりと働いた天然醸造による調味料は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養も豊富です。
また、しょうゆやみその麹菌は、腸内環境を整えてくれ解毒作用などもあります。
私たちのカラダにとって、有益なものに変化された発酵調味料を選ぶのがオススメです。
まずは調味料から
食生活の見直すには、まずは調味料からが始めやすいのではないでしょうか。
すこし価格が高くなってしまいますが、頻繫に買うものでもないので。
しかも、料理がおいしくなるので、さらにカラダも喜びます。
調味料を見直してみませんか?