本州で紫陽花の開花が始まった6月。
庭の紫陽花もひそかに開花しております。
何年か前に急に弱って株が小さくなってしまったのですが、今年も無事に花を咲かせてくれました。
(額アジサイなので、地味ですが...)
そして、最近はすっかりと水出し緑茶日和。
先日おとずれた和束の自然栽培の新茶を水出しにして、楽しんでおります。
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赤紫のアジサイ
赤紫ということで、ガーデニング風水的には魔除けの役割を果たしてくれるようです。
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そして、「赤」ということは土壌はアルカリ性。
土壌の水素イオン濃度(pH)が中性(7.0)を超えている場合アルカリ性土壌といい、7.0未満の酸性土壌と区別する。温暖多雨地や寒冷地では土層を浸透する水分量が土壌から蒸発する水分量を上回るので、土壌中の塩基類(カルシウム、カリウム、ナトリウムなど)が溶脱されて酸性化するが、透過水より上昇蒸発水のほうが多い乾燥地では塩類土壌やアルカリ土が生じ、それらはpH7.0以上のアルカリ性土壌となっている。草原地方のチェルノゼム、栗色土(くりいろど)なども弱アルカリ性の土壌である。pH7.0~7.5程度のアルカリ性は、オオムギ、コムギ、トマト、キャベツなどの生育に適しているが、pH8.0以上の強アルカリ性土壌の土地にはほとんどの植物が生育できない。
アジサイの色と土壌酸度
紫陽花(アジサイ)は土壌酸度で色が変わる!
じつはアジサイの花色は、土壌酸度によって赤〜紫〜青に変わります。同じ品種を育てていても、土壌酸度が変われば花色は変わるのです。
青 酸性:土壌酸度pH5.0〜6.5 紫 中性:土壌酸度pH6.0〜6.5 ピンク〜赤 アルカリ性:土壌酸度pH6.5〜8.0 ちなみに日本の土壌のほとんどは酸性雨によって若干酸性に傾いています。公園などのアジサイに青や紫が多いのはそのせいで、ピンクや赤みの強いアジサイは土壌酸度を調整しないと発色しません。
また、アナベルなどの白い西洋アジサイは、もともと色素を含んでいないため、土壌酸度によって色が変わることはありません。
日本の土壌は酸性雨により若干酸性に傾いていいるので、土壌酸度調整しないとピンク~赤色にならないとのことですが、庭のアジサイは珍しいんでしょうか...。
基本、地植えなのでほったらかしですが...。(水やりするくらいです)
にしても、花を青・紫・赤にするための土の配合がちゃんとあるようなので、鉢植えの方などは試してみると面白いかもしれませんね。
自然栽培の和束お茶
先日の和束訪問の際に、水出しに良さそうと思って購入した「製茶房 嘉栄」さんの自然栽培の新茶です。
水出しにすると、渋みが少なく旨味がたっぷりで、スッキリとした爽やかな喉越し風味に。
このところ、日中は汗ばむ陽気となる日も多いので、よいリフレッシュになります。
お茶はすべて無農薬、無化学肥料で栽培。
僕のお茶づくりは自然の循環と生命のつながりを大切にしています。
自然というのは僕たち人間にはとても計り知れないほどの大きな力を持っていて、
その力を借りて僕はお茶を作っています。
そしてその茶畑ではたくさんの生命の循環が繰り返されています。
例えばお茶にとっては害となる虫もいれば、その虫を食べて生きている虫もいる、
その一つ一つに存在する意味があります。
そうした循環をひとの手で壊してしまいがちな現代のやりかたに新しい風を入れるべく、
またそのきっかけを作る一人となれるよう、
僕は常にこの想いを持ち続け、お茶づくりに励んでいこうと思います。
水墨画のような素敵なパッケージは、裏にもお茶を作る林さんの思いが記されています。
和束のお茶づくりも、だんだんと無農薬や自然栽培などに切り替わっているようですね。
水出し緑茶の特徴
緑茶を水で抽出した場合と高温のお湯で抽出した場合ではその抽出される成分が変わってきます。
水出しで抽出される主な成分
- エピガロカテキン
- ビタミンC
- テアニン(アミノ酸)
水出しの場合は、免疫機能を高めたり抗アレルギー作用のあるエピガロカテキンやビタミンCが多く抽出されます。
また、旨味成分のアミノ酸の一種であるテアニンは抽出されて、カフェインやカテキンは抽出されにくいため、渋みや苦みが少なく旨味を感じるお茶となります。
因みに、お湯で抽出した場合は、エピガロカテキンガレートという抗酸化物質やカフェインやカテキンが抽出されます。
水出し緑茶を温めて飲むというのもアリだそうなので、
とうい場合は、水出ししておいた緑茶を飲むときに温めるとよいそうです。
屋久島の新茶も魅力的。