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家庭菜園に生えたキノコとミニトマトとゴーヤの生長

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家庭菜園に生えたキノコとミニトマトとゴーヤの生長

 

温帯低気圧に変わった台風4号により、まとまった雨が降った今週。

庭の野菜エリアにはあちこちにキノコの姿が。

シシトウ&パプリカのエリアのど真ん中にも。

 

キノコは、土壌の有機物を分解してくれる。

 

最終段階の分解を担うキノコ

まいた肥料は、土壌中の微生物によって分解されますが、その分解工程は3段階あるようです。

その最終段階の分解を担うのがキノコ。

ということは、栽培している野菜がちゃんと取り込める状態になっている栄養素が土壌中に存在しているという証。

肥料のまき加減もいい感じということなのかなと。

 

有機物の分解には、大きく分けて三つの段階があります。

満員電車のスカシッ庇状態
初期(第一段階)

土の中に投入された有機物は、まず最初に比較的分解しやすいデンプンやアミノ酸などが、土壌中の水の中に溶け出します。すると、それらを求めて糸状菌や細菌の仲間たちが、ドドーッと集まってきます。

このとき、なかには横着なものもたくさんいて、どさくさにまぎれてガスや毒素を出す奴もたくさんいます。まさに、満員電車のスカシッ庇状態です。だから、この段階は、作物にとってはけっこう厄介な時期でもあります。

セルロースの鎖をちぎる
中期(第二段階)

この状態が落ち着いてくると、今度はセルロースの分解が始まります。第二段階です。

植物は、ほとんどがセルロースでできています。そのセルロースは、ブドウ糖が鎖のように連なったもので、その鎖をちぎってバラバラにしないと、微生物は食べることができません。そのため、鎖を切ることのできる酵素を持った微生物が重要な役割を果たします。

鉄骨のように硬いリグニンを分解
末期(三段階)

そして最後に登場するのが、リグニンを分解する微生物です。リグニンは木などに多く含まれ、セルロースに比べると鎖どころか鉄骨のように硬く、普通の微生物が持っている酵素では、歯が立ちません。

そこで、おもにキノコの仲間がこれらの分解を行います。朽ちた木にキノコがよく生えるのは、キノコがリグニンを大好きだからです。

農業ビジネス

 

ミニトマトの実

 

6月終わり頃に、やっと花が咲いた~と思っていたミニトマトですが、隠れて見えていなかったようで、下の方に既に結実している樹を発見。

 

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花から結実して赤くなるまでまだ時間かかるな~と思っていましたが、赤くなるのを待つ段階の実もあり、今月中には初収穫できそうで嬉しいかぎりです。

 

ゴーヤの実の生長

 

ゴーヤの実の生長具合を確認してみたとこり、思ったより早く育ってきている実がありました。

カタチは、ちょっとアレですが...汗

ゴーヤもきゅうりと同じく、しっかりと葉を育てないと実が大きくならないそうです。

最近ますます葉っぱの勢いが出てきている様子ですが、あまり実が大きくならないともっと葉が育つように雌花を摘心した方がいいのかもしれません。

追肥ペースもアップさせた方がいいのかな~と、様子をみております。

 

 

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