12月31日に購入したユリの花。
購入した時は全部つぼみの状態だったのですが、お正月三が日あたりに開花をはじめそうな気配がしたので...。
確かに、一番下についている花は開き始めたのですが、3割ほど開いたところでストップ。
そして1週間程から、下から二番目の花が開花をはじめました。
ユリの初めての状態にやや戸惑う
一番下の花が咲き始めた頃は鼻を近づけると芳香が感じられたのですが、今はほとんど感じられません...。(二輪目も)
花は開き切らず、香りもしなくなってしまうという状況。
まるで、チューリップのような状態となっております。
何度もユリの花を活けていますが、初めてです...(-_-;)
二階の寝室の南側の窓の近くに活けているのですが、夜寝る時だけしか使わない部屋ではあるので、やはり寒いんでしょうね。
寝る前は部屋を暖めますが、それまでは温度計を見てみると寒い日は室内にもかかわらず10℃を切っていることも多いです。
(なんとも、寒い家...。)
寒さは限界まではいっていない?
もちろん限界はありますが、10度前後で有れば、バラや百合などの蕾から徐々に咲くタイプの花の開花は、かなり緩やかになります。
涼しい所に置く、または涼しい環境を作ることで、ほとんど解決する事ですね。ただし、冷やしすぎは厳禁です。5度くらいまでが限界です。
窓を一日中開けた状態であれば、寒風吹きさらし状態で限界温度までに達してしまうかもしれませんが、朝1時間ほど換気をしたら窓を閉めているので5℃を下回ることはないはずです。
ということは、やはり開花が「かなり緩やか」のなかでも、「最も緩やか」な状態に近いのかなと。
あと、かなり緩やかでほとんど休眠状態のような場合は、香りを放つということもなさそうですもんね。
本来ユリは夏の花なのでそれなりの温度は必要であり、基本的に花を生けるのは人が集う温度調整された空間であることが多いので、咲くんでしょうから、私はなかなか過酷な環境(涼しいを通り越して寒い)を強いてしまているかもしれません...。
「バルバラの枝」のその後
ユリの花と一緒に活けているバルバラの枝。
12月4日の聖バルバラの日に庭の桜などの枝を切って活け、クリスマス頃に開花すると翌年は良い年なると言われているものです。
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庭の寒緋桜の芽がついている枝を切って、活けてみたわけですが...
年が明け、小正月を迎えようとしている現在に至っても咲く気配はありません。笑
カンヒザクラ(寒緋桜、学名: Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. & S.Suzuki)はバラ科サクラ属の野生種のサクラ[7]。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。別名ヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)とも言う。なお語呂が似たヒガンザクラ(彼岸桜)はエドヒガンとコヒガンの通称であり別種である。
旧暦の正月あたり(2月頃)に咲く場合もあるようですが、わが家の庭の寒緋桜は毎年春分の頃に見頃を迎えます。
沖縄などでは咲いているのかもしれませんね~。
バルバラの枝は涼しい所に活けておく方がいいらしいですが、これまた「涼しいを通り越して寒い」場所にに活けていることが理由で咲く気配が全くないのは否めません。
家が寒いといえど、外よりは温かいだろうし、日光を感じる明るい南側の窓付近に活けてあるので、庭よりも早く咲くかなと思ったのですが、まだ咲きそうな兆候は見られません。
若干、芽が伸びているような気はするんですけどね...。