
クレタ島2日目。
午前中は、ゼウスが育った洞窟として有名な「ディクティオン洞窟」へと向かいました。
落盤事故で中には入れなくても入口だけでも見ようと登ってみましたが、洞窟の入り口への門もかたく閉じられており、ガイドさんが「入口を少しみるだけでいいから...」と交渉してくれていましたが、叶わず...。

少し残念ではありましたが、このゲートまでの山道に生えるハーブや野草をガイドさんが色々と解説してくれたので、楽しく、良い運動にもなりました。
この後は、イラクリオン市街に戻ってランチを済ませて、いざ、クノッソス宮殿へ!

クノッソス宮殿は、ミノア文明の下、青銅器時代の最大の遺跡。

クノッソス宮殿に到着したのは、午後3時を過ぎていて、すでに日が陰り始めていました。
5時の閉園までの時間はあっという間。

城壁の無いクノッソス宮殿、外から敵に攻め込まれることもなかったミノア文明の平和な時代を物語っています。
ですが、ミノタウロスという怪物を生み出した神話でも有名な場所。
ギリシア神話によると、この地を納めていたゼウスの息子であるミノス王が、後に生贄に差し出すということを条件に海神ポセイドンに白い牡牛を与えてもらいます。
しかし、あまりに美しい牡牛を手放すことが惜しくなったミノス王は、約束を守らずにポセイドンの怒りに触れることとなり、ポセイドンはミノス王の后に白い牡牛に恋焦がれる呪いをかけ、牡牛と交わった后は頭が牛で体が人間のミノタウロスを生みます。
困り果てた王は、名匠ダイタロスに入ったら出られなくなる迷宮をつくるように命じ、そこにミノタウロスを住まわせました。
後に、このミノタウロスは、アテネの王子テセウスの手にかけられて殺されます。
テセウスが迷宮から出てこられたのは、ミノス王の娘アリアドネの助けによって、糸玉を持って迷宮に入り奥でミノタウロス殺した後、糸を辿って出口に戻ることができました。
そして、テセウスはアドリア根を連れてアテネへ戻ります。
自然と調和した豊かで美しいミノア文明の下、こういうエピソードもあったのかと思うと、なかなか感慨深いです。

↑見張り台

↑ユリの王子のレプリカ(レプリカは肌が褐色)

こちらは、祭祀が行われていた「王座の間」。
壁にはグリフィンの絵が。
女性を守るように描かれることが多いと言われているグリフィンの絵が描かれているということは、女王が祭祀を行っていた説=ユリの王子は女王だった?という可能性もやはり否めないかもしれません。

そしてこちらが、王妃の間。
入口の上の部分には、イラクリオン考古学博物館で見たイルカの絵が描かれていました。

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考古学博物館で見た、数々の色鮮やかで繊細な出土品や美しいフレスコ画とこのクノッソス宮殿に漂う柔らかく開放的エネルギーを合わせると、やはり美しく豊かな文明が存在していたことは確かであったように感じられました。

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