梅雨入りして5日目。
昨夜の天気予報では、「5月26日の満月の日、近畿地方は晴れの予想なので、皆既月食は見れるのではないでしょうか。」とのことです。
小満の時期のスーパームーン
二十四節気の小満に迎える満月は、今年見える月で最も大きい「スーパームーン」だそうです。
「小満」は、植物などが生命力を増してすくすくと成長する時期。
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5月の新月、旧暦“卯月”は夏のはじまり。
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この時期の満月がフラワームーン(アメリカ先住民の風習に由来)と呼ばれるのも、花々が咲き乱れる時季だったから。
鞍馬寺では、毎年「五月満月祭」が行われています。
新緑の五月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強い エネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」 とよんで広く公開し、全ての目覚めと平安を祈ります。
そんな自然界がエネルギーに満ちている時の、スーパームーン。そして、更に皆既月食。
“今年最大の天体ショー!”は、いつも以上にパワフルで、大きなエネルギーを予感させられますね。
月食のしくみ
地球や月は、太陽からの光を反射することで輝いて見えます。物や人に太陽の光が当たると影ができるように、地球も太陽に照らされると影ができます。太陽と反対側に伸びた地球の影のなかに月が入ると、地上からは月が欠けたように見えます。これが月食と呼ばれる現象です。
月食は、太陽、地球、月が一直線に並んだ満月の時に見ることができます。しかし、満月のときに月食が必ずおこるわけではありません。月の軌道面と地球の公転軌道面は5度ほど傾いています。そのため、通常は影が北か南にずれており、地球の影から外れた場所で満月になることが多くなるのです。
地球の影の大きさ(見かけの直径)は、月の約3個分です。この影のなかに月が全部入ってしまう時に「皆既月食」が起こります。月が地球の影の中心に近いところを通る場合は、それだけ皆既状態が長く続くことになります。今回は、影の端のほうを通過するため15分ほどで終了します。
(出展:tenki.jp)
今回の皆既食の開始は20時9分、終了は20時28分だそうです!
気になる身体への影響
いつも以上に大きなエネルギーが動くとなると、身体への影響も気になるところです。
最も身近な惑星である「月」は、あらゆる生命体のバイオリズムに大きく関わっています。
満月に向かう上弦の月の期間は、栄養などを吸収して増強する時期ですが、水分などを溜め込みやすいときでもあります。
そして、満月は更に吸収量が高まり、気分的にも興奮したり落ち着きを失ってしまいやすい時です。
満月までに溜め込まれたものは、満月以降に排出されていく流れになるのですが、滞りがあるとこの排出がスムーズにいかず体調を崩してしまうこともあります。
私の場合、むくみやすかったりと体質的に溜め込みやすいのですが、湿度が高くなってくると身体が重くなり、それに伴って気分もドヨーンとしてしまいがちです。
なので、今年は梅雨入りも早かったこともあり、ミネラル補給を強化したりと、代謝をよくするように心がけています。
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カラダの7割を水分が占めていることからも、水と関係の深い月の影響を受けてしまうのは否めません。
体内の水分の調整や代謝に大きく関与するミネラルの摂取は、とても大切です。
また、皆既食はリセットの力が強いと言われているので、身体だけでなく精神的にも辛くなることもあるかもしれません。
できるだけ、静かに過ごせる時間をとるようにしましょう。できる人は、瞑想を。