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写真に見惚れてしまう「オオカミと野生のイヌ」と思わず肩を震わせて笑ってしまう柴犬漫画、そして雑誌「柴犬哲学」

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写真に見惚れてしまう「オオカミと野生のイヌ」と思わず肩を震わせて笑ってしまう柴犬漫画、そして雑誌「柴犬哲学」

 

春分を待たずして、日中の最高気温が20℃近くになるという暖かさ。

春の陽気が加速するとともに、犬への渇望が加速し、イヌに関する本(マンガ含む)を連日ポチってしまった3月半ばです。

 

オオカミや野生のイヌたちは、自然界における共生に貢献するバランサー。

 

 

「オオカミと野生のイヌ」

何となく犬に関する本を見ていて見つけた本です。

「写真がキレイで図鑑みたい」「写真集のように眺められる」などの口コミが多く、本の内容紹介のイメージ画像を見てポチった次第です。

 

特に、イメージ紹介でグッと惹きつけられたページがこちら。

オオカミとヒグマが獲物を分け合っている過ごしているというものです。

これを見た時に、アナスタシアの子供をオオカミとクマが協力して世話をしているというシーンが思い浮かびました。

 

クマはライバル? それとも、恋人?

(右) 熊のロミオと狼のジュリエット

フィンランド西部、クフモの夏の湿原で仲良くたたずむ若いオスのヒグマとメスのハイイロオオカミ。自然界では対立する両種の関係から、写真家にロミオとジュリエットと呼ばれた。カナダでは、飼い犬と仲良く遊ぶ野生のシロクマが話題になったが、まだまだ知られていない野生動物たちの交流があるのかもしれない。

(左) 30センチメートルも離れて

恥ずかしがり屋で群れからひとり離れて食事するオスの若グマに、1頭の若いオオカミが近づいた。明るい色をした美しいメスである。ふたりは仲良くなり、オオカミは熊に食物を運んでくるようになった。1つの肉の固まりを一緒に食べた。ふたりが歯を肉に沈めた時、その距離わずか30cm。この淡い恋は1週間以上つづいたという。

 

「オオカミと野生のイヌ」

 

オオカミに近いDNAを持つ柴犬

 

オオカミに一番近いDNAを持つ犬として柴犬のページもありました!

(因みに3番目は秋田犬です。)

10年前のナショナルジオグラフィックにも掲載されていた犬の遺伝子に関する記事にも、柴犬が一番オオカミに近いDNAを持つと書かれていました。

こちらの記事でも紹介しています。

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キツネやタヌキを含むイヌ科動物が美しい写真とともに紹介されているのですが、こんなイヌもいるんだと好奇心をそそられる本です。

地球上のイヌたちの世界。

 

ちなみに、ネコバージョンもあるようです~。

 

生態系にバランスをもたらしたオオカミ

 

アメリカのイエローストーン国立公園で狼が完全に駆除されてから、草食動物であるエルクが大繁殖してしまいました。

エルクたちが原生林の若芽や幹の皮を食べることで、森林に甚大な被害が。

ビーバーやウサギ、狐などの小動物や鳥類の生息数は激減し、生態系バランスが大きく崩れてしまった広大な国立公園。

そんな中、オオカミがカナダから輸送され、再びイエローストーン国立公園に放たれます。

これにより、エルクの異常繁殖は抑えられ、エルクに食べられてしまっていた木々が芽吹き、小鳥たちも戻ってきました。

また、水辺に樹々が繁って土壌が豊かになることで、ビーバーの個体数が増加し、彼らが建設するダムによって魚や水鳥、そしてカワウソが棲みやすい環境に。

さらに、オオカミが不在となり幅をきかせていたコヨーテが、オオカミにより駆逐されることでコヨーテに捕食されていた小動物が増加。それらを捕食するキツネやイタチ、アナグマ、猛禽類などの生活環境も改善されることになり、個体数が増加していきます。

 

そして、オオカミの復活は川の構造をも変えます。

川辺の樹々が蘇ることで土壌が安定し、岸辺を侵食していた川の蛇行が減少し、川幅が狭まり深くなたことで魚などの水中生物の住みやすい環境となりました。

 

 

 

「世界の終わりに柴犬と」

こちらは読んでいると、「クククッ!」と肩を震わせてしまう漫画。

まるで妖怪が笑うかのごとくの春の夜を過ごすことに。

 

地球から人類が消えた後の世界を唯一の生き残りのご主人と柴犬ハルさんが旅をします。

道中、色々な犬や、動物園にいた動物、そして何故か地球の古民家に棲んで農業を営む宇宙人(グレイ系)などが登場します。

シュールだけど、悲壮感とかがあるわけでなく、哲学的でもあり...。たまに、ホロリとする場面も。

 

柴犬がしゃべったらこんな感じなんだろうな~

 

と、しみじみ思ってしまいます。笑

 

ツンデレ具合が、オオカミに一番近いのDNAを持つというのもしっくりくるような...。

 

いや、しかし、柴犬ハルさんの言葉は奥が深く、ご主人とのやり取りはかなり面白いです。

 

 

「柴犬哲学」

 

 

こちらは、柴犬ライフストアでのみ販売されている柴犬専門誌となります。

今回の特集が「老いてなお、柴〜強く楽しく美しい老柴生活の哲学」というものだったので、老柴の愛らしさに共感してポチった本です。

柴犬が、日本一の長寿犬種であるということはよく知られていますが、あらためて言いたいのは、すべてを達観するような目つきで、愛嬌が炸裂する「老柴」の魅力。

実際に老柴と暮らしている家族は、どのような毎日を過ごしているのでしょう。

柴犬ライフを謳歌するためのルーティンや工夫、その楽しくほがらかな生活を、覗いてみませんか。

柴犬という唯一無二の存在と過ごす、二度と戻らない冒険の日々。

お互いに白髪混じりの幸福を。

 

もちろん、コロコロムチムチの子犬もかわいいのですが、世話は大変ですが老柴の魅力も存分味わわせてもらったなぁとしみじみ思い返して読んだりしております。

 

そして、このページを開いたとたん、ケタケタと笑ってしまいました。

 

「あんた、宇宙人じゃないよな?」って、言いそう...。

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