こちらはねね様、6歳の頃。
体重計の上に載っております。
動物病院で「ちょっと、体重落した方がいいですね~。」と言われ、ダイエットを実行。
その成果確認するための体重チェック時の様子です。
測定中に、しっかりとカーミングシグナルもキャッチいたしました。
愛犬のカーミングシグナル忘備録。
最も興味深いシグナルと言われる「あくび」
明らかに眠いからという理由ではない「あくび」。
「ダイエットがうまくいったのか?」という私のちょっとした不安というか緊張が伝わったのと、訳のわからないものの上に座らされている、そしてカメラを向けられている緊張などもあったのではないかと。
私たち飼い主が、緊張したり不安を感じたりと、ストレスと感じている時などにもそれが伝わり、「あくび」をすることもあるようです。
あと、動物病院に行ったときも、よく「あくび」してましたね~。こっちに緊張が伝わってきてました(笑)。
ねね様の「あくび」のカーミングシグナルに、「あくび」で返したところ、この表情。
的な...(笑)。
で、ダイエットの結果はというと、高たんぱくのフードにしたり散歩時間を少し長くしたりした結果、無事に成功しておりました。
毎日見ていたカーミングシグナル
毎日、夕方ごろになると、ヨガのポーズにあるような「前足を伸ばしてお尻をあげたポーズ」をしていました。
同じポーズをしたら、そのまま遊びに突入。
咥えてきたおもちゃを引っ張ったり、投げたり。
あと、追いかけられるのも好きでした。
その他のカーミングシグナルのパターン
犬が自らストレスを軽減しようとして行うカーミングシグナルは、犬がストレスを抱えているかどうかを読み取ることができるシグナルでもあります。
顔を背ける
犬や人などが、いきなり近づいてきたりした場合などに見せるシグナルです。
もし、飼い主さんに対してこのシグナルを見せて不安や怯えを感じているよう場合は、同じように顔を背けてあげましょう。
目を背ける
犬は真正面からじっと目を見られたり、いきなり近付いてこられたときなどに目を背けます。
あまりジッと犬の目を見ると、恐怖心をあおってしまいます。
横もしくは後ろを向く
遊んでいる相手のテンションがやたらと高かったり、緊張していたり攻撃的な場合など、他の犬や私たち人間に対して「少し落ち着いてほしい」と言うときのシグナルです。
私たち人間も犬に対して落ち着いてほしい場合は、「横もしくは後ろを向く」シグナルを出すのもよい方法です。
尻尾を振る
尻尾の位置や振り方によってそのシグナルの意味は変わってくるので、犬の表情や動作などの全体を見て読む必要があります。
- 高い位置で早く振る:嬉しい
- 少し下げてゆっくり振る:嬉しさと不安が入り混じっている
- 下にさげてゆっくり振る:怯えて警戒している
固まる
散歩途中などに他の犬に出会って、カラダの匂いを嗅がれているときに、相手の犬を落ち着かせるために動きません。
こういう時は、同じようにじっと待ってあげましょう。
ゆっくりとした動作
飼い主がイラ立ったり、興奮しているときや、他の犬の存在を見た場合などに、人や犬を落ち着かせようと行います。
犬が恐れているような場合は、ゆっくりとした動作で近づいてあげましょう。
地面や床のにおいを嗅ぐ
他の犬との距離が急に近づいたり、散歩中に見慣れない服装などの人が前から歩いてきたり、飼い主がつい強めの口調で指示を出してしまったときなどに、こういった行動をとることがあります。
こういう時は、手で地面や床を掻くしぐさをしてみると、落ち着かせてあげられるかもしれません。
鼻をなめる
飼い主が怒った口調で犬にはなしかけたり、強い力で押さえつけようとしたときや、他の犬が近づいて来たときなどにとても早い動作で行われるカーミングシグナル。
見分けるのが非常に難しいといわれています。
カーブを描きながら歩く
犬は通常の場合、少し距離がある犬や人に近付くときに真正面から近づいていくことはなく、カーブを描いて近づいていきます。(恐怖心をあおらないように。)
鼻をなめたり、顔を背けたりなどのカーミングシグナルをだしている犬に近付く場合は、カーブを描いて近づいて行くようにしましょう。
まとめ
犬が自身のストレスを軽減するためのカーミングシグナルは、
- 犬のストレスを把握する
- 私たち人間も真似して(できるものは)行うことで犬のストレスを軽減する
ことのできるものです。
他にもたくさんあるカーミングシグナル。
愛犬をよく観察することで、愛犬がどんな時にストレスを感じたり、それを伝えているのかを知ることができます。
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