自然との乖離と細胞の機能不全

ニュースによると、「風邪が５類感染症になる」という流れになってきているようで、なんだか、ますます迷走しているのが否めない感じです...。

そんな時、タイムリーかつ興味深いブログ記事を読みました。↓

indeep.jp

感染症もむし歯も「菌やウイルス」によって起きるのではなく、全身の細胞の機能不...

https://indeep.jp/the-truth-about-tooth-decay/

感染症もむし歯も「菌やウイルス」によって起きるのではなく、全身の細胞の機能不全が起こしている

大自然の法則にのっとった循環からはずれると、病気に近づく。

記事を書かれたokaさんの息子さんが、大して口腔ケアもしていないし甘いものも食べるのに虫歯がないのに対し、自分は子供のころからすぐ虫歯になっていたのはなぜかという疑問に関して、歯科医師の方から受け取ったメールの内容も一部記載されていたのですが、鍵となるのは「ミトコンドリア」のようです。

いただいたメールより

…甘いものをいくら食べても、歯を磨かなくてもむし歯にならない人は、体の細胞のミトコンドリアがしっかり機能して、糖を完全燃焼させて二酸化炭素にまで分解できるからです。

むし歯も、エネルギー代謝がどう回っているかによって発生します。

https://indeep.jp/the-truth-about-tooth-decay

「虫歯になるのは免疫力が下がっている証拠」と言われたりしますが、ミトコンドリアの機能不全で細胞の状態が思わしくないと、健康な状態だと影響を受けない菌やウィルスの影響も受けてしまうということですね。

こちらの記事では、「世界一やさしい虫歯の教科書」という本も紹介されているのですが、その内容からずいぶん昔からわかっていたことなのに...というのを改めて感じさせられます。

「むし歯も病気も、微生物のような”病原体”が原因ではない」というページ（P195）には、はっきりと以下のように書かれています。

病気は微生物のような”病原体”が原因ではありません。病気になるかどうかは私たちの細胞が健全であるかどうかにかかっています。

むし歯ではなく、「病気」とはっきり書かれています。

また、この本を読みまして、歯学の世界にも「医療信仰」が根付いていることを知ります。現在一般的に、歯の健康について歯学的に言われている根本の多くが「誤った信仰」である可能性があるのです。

たとえば、「口内の常在菌を敵とする」ような考え方などですね。

病気もむし歯も「敵」は外部にあるのではなく、私たち自身の中にあるわけです。

著作には、何人かの過去の偉大な医学者たちの言葉もいくつか載っています。

アントワーヌ・ベシャン（1816〜1908年）
病気を引き起こすのは微生物ではない。微生物の感染後に病気になるかどうかは、私たち人間の体の状態次第である。

このベシャンが師であり、しかし、意見が対立したルイ・パスツールは、「病気の原因は微生物（病原体）」だと主張し、近代細菌学の開祖とまで言われるようになりましたが、死に際に以下のように述べていました。

ルイ・パスツール（1822〜1895年）
ベシャンは正しかった。微生物は何もしない。宿主の状態がすべてだ。

https://indeep.jp/the-truth-about-tooth-decay

紀元前の古代ギリシャの医師であるヒポクラテスの「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」という言葉。

まさに、現代人の私たちに当てはまることであり、ここ数年まえから現在に至るまでの間は特に顕著と思えるこの今の状況...。

2025年は、“大自然の法則にのっとった循環”といったことを、より意識することも大事となってきそうです。



“自分の名前を祝福する瞑想”もおススメです！