本日は、旧暦で重陽の節句。
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関東の方を中心に、金木犀は二度咲きしている模様。
(9月中旬に咲き、10月に入って再び開花。)
奈良県でも、10月に入れば咲いたという声もちらほら...。
しかし、わが家の庭の金木犀は今だ香らず。
気温の高い今年の10月ではあるけども
毎年10月初旬には、ひんやりとした風に乗って庭の金木犀の香りが鼻に届くのですが、ことしは10月半ばになっても香らず。
一応、花芽はついてきているようなので、咲く兆しはあるようですが、遅い...(-_-;)
私が生まれるまえから存在し、子どもの頃から10月初旬には開花していた金木犀。
「気温が高いと開花が遅れることも」とは言われので、
確かに、今年の10月は30℃を越える日も続いていたこともあり、開花が遅れている要因となっているやも...
とも思いましたが、ご近所ではちゃんと咲いてるわけで。
金木犀の開花が遅れる要因
- 剪定時期の誤りや過度の剪定
- 花芽形成時の乾燥
- 日光不足
- 強風
- 病害虫
- 根詰まり
などの要因があるようですが、
確か剪定は、3月頃だったし、例年の剪定具合なので大丈夫かと。
私が生まれるずっと前から、庭に植わっているので鉢植の場合の問題は当てはまらず、病害虫もなさそう。
で、思いあたるのは「花芽形成時の水枯れ」。
庭木でも水枯れを起こす
金木犀(キンモクセイ)は7月8月に花芽ができます。この花芽ができる時期に乾燥して水切れを度々起こしていると花芽が形成されません。
鉢植えの場合は、水やりの習慣が染み付いているので、案外、水切れしにくいですが(水切れしていたらすぐに分かる)、普段自然に降る雨に任している庭植えの方が知らないうちに「水切れ」していることがあります。
これは夏の乾燥時期に水をやるしかありません。
通常は7月か8月の花芽の形成が、今頃になってようやく...ということもあり、この線が濃いかなと。
今年は梅雨入りが早かったり、お盆時期は線状降水帯があったりと、水枯れを起こすようなことはない気がしますが、
今思えば、
梅雨入りは早かったけど、雨はさほどだったかも...?
お盆の線状降水帯以外は、結構日照り続き状態だったかも?
水やり、少なかったかも?
知れず、「水枯れかな~」と思った次第です。
満月の頃に
金木犀の開花時期は9月中旬から10月下旬。
今週末あたりから、一気に気温が下がり晩秋を思わせる空気感となる模様ですが、来週には満月を迎えることもあり、そのあたりからぼちぼち咲き始めるかもしれません。
逆行していた天体が、次々順行に切り替わってきている旧暦の「長月」。
それに合わせて花芽を形成し、下旬には芳香を放ってくれるようになるかもしれませんね~。
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