久々の産土神社へのお参り＠宮の森 天神社

つつじが見ごろのゴールデンウィーク半ばに、ウォーキングがてら久ぶりに産土神社にお参りしてきました。

道中は、花の香り（おそらく、ニオイバンマツリ）が漂い、道路を横断中の子亀に遭遇したり、セキレイがまるで案内するかのように頻繁に進行方向に飛んできていました。

また、庭でバーベキューを楽しむ家が何軒かあったりと、風薫る五月らしい日でした。

産土神とは、生まれるときに魂と肉体を結び付け、一生見守ってくれる存在。

宮の森 天神社

家から歩いて20分くらいの場所にある天神社。

以前に調べてもらったところ、私の産土さまがおられるのがこちらだそうです。

生まれた場所の近くであることが多いと言われる産土神社。

だからてっきり、私の産土神社は家の裏の神社なんだろうなと思っていたわけです。

しかし、近いと言えば近いですが...歩いて10分ほどの所にも神社があることを考えると遠いような気もしないではないです。

そして、こちらの天神社の存在は自分の産土神社を調べてもらって初めて知りました...失礼ながら...。

御祭神

ご祭神は、高御産巣日神（たかみむすびのみこと）の御子神である「少彦名命（すくびこなのみこと）」。

（天神社って、天満宮系で菅原道真が祀られているのかと思いきや...。）

また、伝承においては、宮部造（みやべのみやつこ）の祖神である天壁立尊（あめのかべたちのかみ）の子である天背男尊（あめのせおのみこと）を祀るといわれています。

天壁立尊は、天之常立神（あめのとこたちのかみ）の別名で、天地の軸を司る天之御中主神（あめのみなかぬし）と同神とされます。

その子である天背男尊は、饒速日命（にぎはやひのみこと）が天降ったときに随伴した三十二の防衛の一柱。

天地開闢の神々の御子

高御産巣日神も天之常立神も、八百万神々に先駆けて高天原に成った天地開闢の神々で、天地が分かれたときに空の中に生まれたと記されています。（宇宙の神々ってことですよね...。）

で、宮の森 天神社に祀られているのが、天地開闢の神々の御子神。

少彦名神は常世の国からやってきたと言われ、天背男尊は謎が多く宇宙人ともいわれる饒速日に随伴した一柱ということは、やっぱり宇宙人...。

天神社の「天」は宇宙という意味かもしれないなぁ～と、境内にある変わった枝ぶりの楠木を見て思った次第です。