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【旧暦】空高く秋季澄む「葉月」と免疫を下げない食養生

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【旧暦】空高く秋季澄む「葉月」と免疫を下げない食養生

 

思いのほかあっという間に過ぎ去った8月。

本日より9月の始まりです。

9月7日の新月より、旧暦「葉月」のスタート。

中秋の時季に入ります。

 

2021年の中秋の名月は、9月21日の満月。

 

葉月で迎える二十四節気

 

  • 白露 2021年9月7日~22日(旧暦8月1日~16日)
  • 秋分 2021年9月23日~10月7日(旧暦8月17日~9月2日)

 

草木の露が白く光る頃「白露」

夜に空気が冷え、草木の露が白く光って見える頃です。

秋への移行が加速した処暑経て、夜の虫の音がますます賑やかになってきます。

 

昼夜が均等になる「秋分」

春分と同じく、昼と夜の長さが同じになり、この日の前後3日(7日間)が秋のお彼岸となります。

冬至に向けて、陰のエネルギーが強くなり始める頃。

 

夏の休眠を経て花を咲かせる彼岸花

秋のお彼岸の時期に規則正しく咲く彼岸花。

毎年同じ時期に鳴き始める蝉と同様、時季を告げる正確な時計を持っているな~といつも思います。

子どもの頃は、「狐のかんざし」という名前に親しみを覚えたものでした。

 

彼岸花は、秋に真っ赤な花を咲かせて、冬に葉を茂らせ、春に球根に栄養を溜め込み、夏に枯れて休眠して、彼岸の頃にまた花を咲かせるというサイクルを持っています。

冬に休眠すして春に花を咲かせる植物が多い中、それとは逆のサイクルで生きている珍しい花です。

 

曼殊沙華という別名

「死人花」や「地獄花」という、おどろおどろしい別名もある彼岸花ですが、「曼殊沙華」というサンスクリット語が由来の別名も持っています。

曼殊沙華は、「天界に咲く花」という意味で吉兆を意味し、その前触れとして天から降りてくると言われています。

 

球根の毒

彼岸花の球根にはアルカロイドという毒が含まれており、嘔吐やしびれを引き起こします。

この毒を利用して、ネズミやモグラなどの害獣除けとしてあぜ道などに植えていたと言われています。

また、アルカロイドは水にさらすと抜けるので、食料難の際に毒を抜いて球根を食べていたそうです。

 

 

夏の疲れを癒す秋の食材

またまだ夏の気配が強い初秋の頃よりも、夏の疲れも出て、自律神経のバランスも崩れやすく免疫力も低下しやすい中秋の時季。

夏の疲れを癒し、免疫力を向上させてくれる旬の食材は「さんま」と「里芋」です。

 

さんま

  • 鉄分とその吸収を助けるビタミンB12も含まれていることから、貧血の予防になる。
  • 必須アミノ酸であるヒスチジンを含み、満腹中枢を刺激することで食べ過ぎを防ぎ、脂肪の分解も促進。
  • 苦味のある内臓は、心臓によいとされ夏の疲れを癒してくれる。

 

江戸時代には「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」ということわざが生まれるほど、人々は秋刀魚を食べると病人の数が減るということを実感していたそうです。

 

里芋

  • 「ムチン」が胃酸から胃壁を守り、胃炎や胃潰瘍の予防になる。
  • ぬめり成分の「ガラクタン」は、粘膜の働きを高めることで、鼻やのどから感染症ウィルスの侵入を防ぎ、空気感染から身を守る。(免疫力向上)
  • 「タンパク質分解酵素」の食べたものからタンパク質を体内に取り込みやすくする働きにより、効率よくエネルギー源として消費することで疲労を回復させる。

呼吸器粘膜の機能を高めて、ウィルスの空気感染から身を守るのは、空気が乾燥し呼吸器に負担がかかるこれからの時期はとても重要になってきます。

 

旬の食材を、美味しく食べて冬に備えましょう!

 

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