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少しでもマシな生物になるための心の学問書「心の絶対法則」

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少しでもマシな生物になるための心の学問書「心の絶対法則」

 

ここ何日か、思わず眉間に皺が寄ってくる読書時間を過ごしておりました...。

読んだのはこちら。

 

 

自称「世界一嫌われ者の医師」である内海聡氏の著書、「心の絶対法則」。

まるで、哲学書のようでした...。

そして、耳がイタイ。

 

真の自立とは、自分の無価値さと無力さを知りながらも、自分の軸を持って多くの目的を見据えること。

 

 

深層心理は行動に表れる

「人が発する言葉や主張などは判断材料にならない。」

これは、その人がどういう人かを知るには、「行動を見るとよい」言われる所以です。

 

深層心理を覆い隠す代表格「偽善」

「偽善」は、悪よりも何よりも不正直。

悪は善し悪しという二元性から見れば問題はあるが、違う見方をすれば最も正直であり、「偽善」は深層心理を隠し、人の欲望をくすぐるもの。

「心の絶対法則」での善悪は本質的に存在せず、「偽善」は二枚舌の典型的な行動であると書かれていました。

 

覆い隠されている深層心理の根源的欲求

では、その覆い隠している根源的な欲求とは何か?

「支配欲」です。

自分の主観的価値観や主義主張が正しいというのを主張したい。

 

私の場合、振り返ってみると、最近では親に対してこれが出てるなぁと思います...。

 

深層心理を隠すアダルトチルドレン

子どもにとって、「安全な基地」であり、自らの「自己」を十分発達させることができる家庭環境ではない場合、心理的役割として偽りの自分を演じるようになりアダルトチャイルドを形成していきます。

  • そこまで頑張りたくなくて、も親や周囲の期待に応えるべく一層頑張る。
  • 一家の負を全部背負い、無意識に家族の批判を集める。
  • 家族に仲良くなってほしいと願い、両親の言い争いが始まり緊張が走ると、道化役を演じる。

など、計9種類の心理学的分類があるようです。

 

育った家庭環境によって形成された、様々なアダルトチルドレンが深層心理を隠してしまうことになり、他人の欲求を自分の欲求のようにして生きてしまうことで、自分の感情を感じることが出来なくなってしまいます。

 

マシな人を目指す

「マシな人を目指す」出発点は、偽りの自分に隠された奥にある黒い悪魔を直視できるかどうか。

そして、奴隷という存在として生きているという現実を直視できるかどうか。

「自己肯定感」よりもまずは「自己受容」が先であり、自己受容の先に、一見ムダなことを一生懸命成し遂げようとする「超人」となることが「マシな人」への道のようです。

 

「超人」とは、ニーチェ著の「ツァラトゥストラ」に書かれている生き方であり、自分という存在の意味のなさという本質を受け入れ、無意味であってもそこから超越しようと努力し、自ら確立した意思で行動する人のことです。

こういった虚無主義的な考え方は、冷たさや脱力感を感じさせるようですが、本書を通じて、人間としての地に足のついた生命力が私には感じられました。

 

昨今の世界的状況は、根源的欲求や本能の力が試されているタイミングであるといえるのかもしれません。

 

「占い」は人間の量子力学的解釈ー「心の絶対法則」よりー

内容が濃く哲学書のようだった「心の絶対法則」。     「心の絶対法則」の一項目である「元素循環の絶対法則」として、量子力学に関しても書かれていました。   量子力学的に ...

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