10月もあと残すところ1日となり、秋土用も半ばを過ぎました。
11月5日の新月の日より、旧暦では「神無月」を迎えます。
既に冬モードですが、暦でもいよいよ冬です。
収穫も終わりを迎え、山に戻る田の神にも感謝を。
神無月で迎える二十四節気
- 立冬 2021年11月7日~21日(旧暦10月3日~17日)
- 小雪 2021年11月22日~12月6日(旧暦10月18日~11月3日)
冬のはじまり「立冬」
木枯らしで落ち葉が舞う季節。
冬の到来を告げる山茶花が咲き始める頃です。
冬の備えの暖房器具である「こたつ開き」も行われる時期です。
雪が降り始める頃「小雪」
積もるほどは降らない雪が降る頃。
雪が降りそうなどんよりとした雲が広がり、陽射しが弱まります。
近年、関西では小雪の頃に紅葉は見頃を迎えます。
今年は10月下旬の頃にすでに12月初旬の気温となったり、冷え込みが激しいのでキレイな紅葉となるかもしれませんね。
肺と腎を補う食養生
空気の乾燥と気温が低下するこの時期は、東洋医学的に「肺」と「腎」を補って、冬本番への備えを。
- 呼吸器の粘膜を正常に機能させ、ウイルスなどの感染症からの防御力をつける
- 腎機能を高めて、体温&水分代謝をアップさせ免疫を機能させる
ことが、これからの季節大切になってきます。
「肺」を潤す旬の食材
大根やレンコンは、のどの痛みや咳、痰などを改善するといわれています。
大根には消化酵素が含まれているため、生で食べると消化をサポートしてくれます。
大根の葉は、βカロチンやビタミンCもより多く含まれているため、捨てずに食べるのがおすすめです。
また、蓮根の粘りは「腎」も補うため、肺と腎を両方補ってくれる食材といえます。
大根の部位のおすすめの食べ方
上部分:硬くて辛味が強い→おろしなどの生食で
真ん中部分:甘みがつよく柔らかい→で煮物に
先端部分:繊維質が多い→漬物や味噌汁など
「腎」を補う食材
黒豆や小豆、わかめやヒジキなどの海藻類。黒いものが腎を補う食材といわれます。
また、山芋や里芋、レンコンなどの粘り気のある根菜、ナッツなどもあります。
寒くなってくると、温かな煮物や汁物が恋しくなるので、食材としては取り入れやすいのではないでしょうか。
ナッツは、小腹が空いたときのおやつに。
先日、施術を受けたとき、「やっぱり私は腎が弱いんだな~」と改めて感じたのですが、腎が弱い場合、冬の季節というのは更にケアが必要になってくると思われます。
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すでに、この通常より早い時期の冷え込みで結構負担が来てますよね...。
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ウィルスの増殖周期とも重なる模様。
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