2021年の冬に公開された「マトリックス レザレクションズ」の動画配信が始まっていたので、このお彼岸期間に見ました~。
色々な動画配信サービスで配信がはじまっているようです。
◆配信開始
『マトリックス レザレクションズ』(アメリカ)世界的ヒットシリーズの続編!
もし世界がまだ仮想世界[マトリックス]に支配されていたとしたら?世界の違和感に気付き始めたネオ(キアヌ・リーヴス)は、新たな戦いに身を投じていく。#マトリックスレザレクションズ pic.twitter.com/lp6hBrGrP5— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) September 18, 2022
新たに作り替えられたマトリックスの世界
「マトリックス レザレクションズ」は、前三部作で救世主「ネオ」によって作り替えられたその後の世界が描かれています。
機械がエネルギーを搾取するために、人間をポッドに入れて眠らせて仮想空間を見せているというのは変わらず青と赤のピルも現在ですが、預言者はおらず、アーキテクトというプログラムの設計者が登場していたりとマトリックス世界の設定が変更されていることと、機械同士の戦争により現実世界にも変化が。
あとは、「スミス」の存在も意味深な感じで、ちょっと混乱していううようなところもあったりします。
時が流れた人間の現実世界
前三部作で人間が住んでいた「ザイオン」は、「アイオ」という名のスターウォーズに出てきそうな宇宙都市の雰囲気がある場所に変化を遂げていました。
そして、リーダーはモーフィアスの元恋人であるナイオビ。(すっかり年老いていて長老の貫禄が)
「アイオ」は、太陽はない世界のままですが、「ザイオン」よりももっと広く開放的な世界となっていました。
そこでは、シンシエントと呼ばれる人類と共生しているロボットが存在し、人間とともに植物の栽培の研究をしているシーンが印象的でした。
敵対している機械とは雰囲気が違って、人懐っこい感じがあり、クジャクと呼ばれる鳥型のロボットも登場します。
あとは、素粒子でできた亡きモーフィアスが登場したりと、より宇宙的な世界観が醸し出されていたのが印象的でした。
救世主
「マトリックス レザレクションズ」も、シリーズの最初の作品と同じくネオがボットから現実世界に救出されるところから始まり、そしてトリニティを救出するという流れなのですが、私的に「救世主って?」と思ってしまう会話のやり取りがいくつか出てきます。
前三部作においては、素直にネオが救世主だったというのは感じられたのですが、今回はなんだかグレーな感覚というか、違うのかもな~という感じでした。
モーフィアス亡き後、ナイオビが長老として治めているアイオは、機械と共生するザイオンよりも美しい世界(宇宙的)に見え、そして、最後のトリニティの活躍ぶりだったり、ラナ・ウォシャウスキー監督による女性性の解放が散りばめられた映画のようです。
マトリックス レザレクションズ ラナ・ウォシャウスキー監督・共同脚本。共同製作
本作はラナが両親の死の悲しみを紛らわせるために制作した単独作品で、続編の予定はないとWikipedia参照。それに乗っかるのか乗っからないかは作品の出来次第。初見ではかなり辛かったけど二回目は結構面白かった。 pic.twitter.com/05BwSGMk0w
— たつぼう β (@junklandZ) September 18, 2022
続編の予定はないとのことですが、ありそうな終わり方だったので、どうなんでしょうね~。
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