立春入りしてから、早一週間。
本日は建国記念日。
昨日の雨から一変、朝からすこぶる快晴の洗濯日和です。
いつもこの時期は、雪が降ったりともっと冷たい感じの記憶ですが、太陰太陽暦の予想による「やや早めの春入り」は当たっていそうです。
庭に出ると、毎日やってくるスズメの皆さんのくつろぎタイムを邪魔してしまったようで、一斉に飛び立ってしまいました。
しかしすぐに、戻ってきて、裏の神社の近くの桜の木に留まって一羽がこちらを伺っていました。
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日本国の創始者「神武天皇」
大和を平定した日本国の創始者・初代天皇。アマテラスをはじめとする天津神の末裔で、山・海といった大自然の神々の系譜も取り込み、さらに国津神の末裔と婚姻を果たし、あらゆる神々を合一化。そのため国家安寧や安泰を意味し、建国記念の日においては、その即位を祝う紀元節が祝われてきた。
古事記|神倭伊波礼琵古命
日本書紀|神日本磐余彦尊
天孫降臨した天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のひ孫にあたる神武天皇。
父は瓊瓊杵尊の孫である火遠理命(ほおりのみこと)は山の神、母は海の神である大綿津見神の娘である豊玉姫。
そして妃である皇后は大物主神の娘である媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)。
こうやって見ると、神武天皇は森羅万象あらゆる要素を統合した象徴といえますね。
八紘一宇
神武天皇の勅命である「八紘一宇(はっこういちう)」は、高天原を地上に実現させ広めるという理想を実現するためのもであり、「天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと」という意味があるそうです。
橿原神宮に行くと、大神神社とはまた違って、大らかというか開かれたような感じがするのですが、こういったご神気によるものなのかも?
長寿
神武天皇ですが、127歳という長寿であったそうです。
「人間は設計図的に120歳くらいまでは生きられる」というのを以前に聞いたことがありますが、日本国の創始者はその設計をフルに活用して天寿を全うした(魂と肉体が一致した生き方をした)という見本ということになるのかもしれません。
神武東征で様々な苦難ののちに九州より奈良の地に降り立ち、橿原神宮にて即位してから2682年となる2022年の建国記念の日。
世界的に流れが大きくかわりつつある転換点を迎えている中、カバラの「上のものは下にある」という教えにもあるように、高天原を地上に実現させる「八紘一宇」の世界へ向かう転換点であるよう祈ります!