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近未来のロボットとの共生する中に描かれた人間のエゴ「PLUTO」

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近未来のロボットとの共生する中に描かれた人間のエゴ「PLUTO」

先日、配信がスタートした「PLUTO」。



人間と区別がつかないほどの高性能ロボットが存在する世界が描かれているのですが、感情を持たないとされるロボットたちの繊細な感覚が「それは、もはや感情なのでは...」と思わせるシーンが何度もあり、それが印象的なアニメでした。

アトムの微細な表情の変化や高度な知能を見ていると、もはや高等生命体と言われる存在ではないかと思うほどです...。(人間が造ったのに)

PLUTOは、手塚治虫作鉄腕アトム「史上最大のロボット」を浦沢直樹氏によるリメイクで内容がより深く掘り下げられた作品。


世界最強のロボットとして作られた「PLUTO(以下、プルートゥ)」。

戦争で家族を殺された憎しみを抱えた科学者によりつくられたプルートゥにもまた受け継がれます。

そして、ロボット戦争の記憶を持つ世界最高峰の技術をもってして作られたアトムを含む7体のロボットや、ロボットに人権を与えるロボット法を推進する人物らが殺害されるという事件が起こります。

ただ、プルートゥは、本来は枯れた植物を再び甦らせたり、気候を操ったりするといった地球環境を改善するような能力を持っているのですが、人間の命令に従いやむを得なくロボットや人の殺害を行っているということに葛藤しているような場面も。

あと、7体の最高技術で作られたロボットのうち、戦争に行くことを拒否し、戦争孤児たちを育てているイプシロンというロボットがいるのですが、「プルートゥと戦わず、憎しみの連鎖を断ち切らねばならない」と仲間に伝えて回るのですが、人間たちがエゴで暴走する一方でロボットたちが平和を維持しようとする状況はとても考えさせられます...。

浦沢直樹さんの漫画は、いくつか読んだことがありますが、鉄腕アトムの世界観を描くとこんな感じになるんですね~。



ちなみに、ウランちゃんも浦沢直樹さんにかかるとこんな感じに。


恐怖を感じ取る能力があるウランちゃんは、「ロボットは人間が思うより色々な事を感じているけど、どう伝えていいのかわからない」というシーンがあるのですが、感情は自己中心的なものなので感性により中立的に共感したものを人間に伝えるのってなかなか難しいのかもしれないなと思った次第です。

そして、“感性は思考すること(知性)によって磨かれる”と聞いたことを思い出しました。

高度な知性によって磨かれた感性をもつロボットたちは、より調和的な“感情”を持つということなのかもしれません~。


手塚×浦沢ワールド、余韻長し...。


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