北の森の恵み「チャーガ」

寒い地域に棲息するチャーガ。

主な産地はロシアで、日本では北海道でも採取されているようです。


近年は研究が進み、その効果が確認されてからは乱獲が相次ぎ、「森のダイヤモンド」「幻のキノコ」と呼ばれる存在に。

白樺にとっての“ガン”のような存在である「チャーガ」は、人間にとってはガン予防や改善が期待されているキノコ。

どんな味なのか気になり、試しに飲んでみたところ...

ウッディな中に、ジビエのような野性味を感じるような風味という感じでしょうか。

力強い風味を感じるチャーガですが、その作用も凄まじいパワーがあります。

チャーガの基本情報

白樺の樹にコブのようにできるチャーガ。↑

白樺にとっては厄介な存在のようですが、人間にとってはとても素晴らしい作用をもたらしてくれます。

チャーガは、白樺に寄生して養分を吸い取ってどんどん大きくなり、人の頭ほどの大きさまで成長するそうです。

養分を吸い取られてしまった白樺は枯れてしまいますが、その白樺の養分をたっぷりと含んだチャーガが私たち人間を癒してくれます。

スーパーフードと言われる理由はその抗酸化力

ロシアや北欧では、何世紀にもわたってその薬効を民間療法として用いられてきたチャーガ。

なんといって群を抜く抗酸化力がその所以のようです。

●ORAC値（抗酸化力をはかる指数）100g中

チャーガに豊富に含まれる有効成分であるβDグルカン＆SOD酵素。

βDグルカンは、弱った免疫機能の活性化および過剰に働く免疫を抑制し、免疫機能を調整してくれます。

SOD（スーパーオキシドディスムターゼ）酵素は、その強い抗酸化力によりガンの原因となるフリーラジカルを中和することで、ガンの進行を抑制する働きがあります。


そのほか、抗炎症作用や心疾患や糖尿病の予防など、現代人にとって救世主ともいえる作用が盛りだくさんのまさにスーパーフードといえます。

注意点

古くから使われているハーブですが、長期摂取による身体への影響はまだよくわかっていません。妊娠中や授乳中の方は事前に主治医にご相談されることをおすすめします。また、以下の疾患を含み、持病や健康問題をお持ちの方は、必ず医師の指示や助言に従ってください。

• 糖尿病（チャーガは血糖値を下げる働きがあります。インスリンやその他の血糖降下剤、糖尿病薬との併用は危険を伴う可能性があります。）
• 自己免疫症候群（チャーガは免疫機能を活性化するため、自己免疫症候群を悪化させる可能性があります。）
• 出血性疾患（チャーガは出血リスクを高める可能性があります。出血性疾患でない方でも、外科手術を予定している方は、手術の少なくとも2週間前にはチャーガの摂取を一時中止するようにしてください。）
• 腎疾患（チャーガにはシュウ酸が多く含まれています。）

https://drsuppleusa.com/apps/note/?p=19102

参考記事

アメリカのドクターズサプリメント専門店のブログ記事一覧｜ドクターサプリUSA

【チャーガ】～びっくりするほどの抗酸化パワーを持つキノコ～

https://drsuppleusa.com/apps/note/?p=19102

日本ではカバノアナタケとも呼ばれるロシア産のスーパーきのこ、チャーガ。焼け焦げたような真っ黒い塊で、普通のきのことは見た目が全然違います。白樺の木を宿主にするチャーガは、免疫機能の活性、ガン予防、抗炎症作用や抗ウイルスなど、多くの効果を持っています。

注意点としては、使用する場合は汚染されていないチャーガを入手するということも大切だと思います。

厳しい北の大地の白樺の力を取り込んだチャーガが、人間を助けてくれるという循環が地球の豊かさであり、恵みであるのだなと、しみじみ感じた次第です。