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染料としてだけでなく薬用植物でもある「藍」

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染料としてだけでなく薬用植物でもある「藍」

 

青い色に染める「藍染」の原料としてのイメージが強い藍ですが、その葉や実は生薬(藍葉・藍実)として用いられてきました。

そして、その青色の成分にはガン細胞の成長や増殖を遅らせるという作用があることが新しく発見されたようです。

 

「藍」は、古来より染料としてだけでなく解毒、消炎、解熱などの症状に用いられてきた薬草。

新しい研究では、悪性脳腫瘍に対して強力な効果を示す事が明らかに!

 

「藍」に含まれる植物化合物

藍に含まれている「インジルビン」という化合物の悪性脳腫瘍に対しての効果が明らかになったとのナチュラルニュースの記事をこちらのブログで紹介されていました。

 

 

Natural News :Indigo plant compound found to be effective at fighting brain tumors

Wednesday, April 26, 2023 by: 

 

唐桂枝茯苓丸として知られる人気の高い伝統的な中国医学(TCM)プロトコルの有効成分の1つが、悪性脳腫瘍に対して強力な効能があることが、新しい研究で明らかになった。

この物質はインディルビンと呼ばれ、藍の植物に自然に含まれている。研究者たちは、マウスを使って膠芽腫の治療薬の可能性を調査し、その過程で、この物質が人間にも作用する可能性が高く、脳腫瘍の正式な治療薬になる可能性があることを発見した。

ブラウン大学の病理学と実験医学の准教授である筆頭著者ショーン・ローラーは、インジルビンが "この病気の重要な特徴の数々 "をターゲットにしていることを明らかにした。

「この種のがんは、個々の攻撃メカニズムを回避する方法を見つけ続けるので、それは魅力的だ」と、ローラーは述べている。「だから、一度に複数の攻撃メカニズムを使えば、おそらくそれはより成功するだろう。」

(関連記事: トランスヒューマニズムの推進者たちは、ワイヤレス脳インプラントがナノ粒子を用いてがん腫瘍を破壊することも可能だと述べている)

合成インジルビンががん細胞の成長・増殖を遅らせる

脳腫瘍の中でも最も一般的で攻撃的な膠芽腫は、化学療法、放射線療法、手術などの治療が一般的だが、いずれも体への侵襲が大きく、がんを治したり止めたりすることはできない。

一方、インディルビンは安全で効果的、そして自然なものです。古くから他のハーブとともに、慢性骨髄性白血病を含むあらゆる慢性疾患の治療に使われてきた。

このような治療はアメリカ外でなされている。なぜなら、アメリカの規制当局が自然療法、特に癌の治療に反対しているからだ。

通常、製薬業界はインディルビンを医薬品として合成する可能性に目をつけており、この種の研究が行われるのはほとんどがこの分野である。しかし、だからといって、インディルビンを自然のまま、あるいは中医学の「大貴龍胆」のプロトコルの一部として摂取することができないわけではない。

ローラー氏は、少なくとも過去10年間はインディルビンを研究しており、あらゆる種類の癌の治療薬としての可能性について多くの研究結果を発表している。彼は10年前、マウスの膠芽腫腫瘍の成長に強力に作用することを発見した。

自然界に存在する多くのものと同様、現代科学では、インディルビンがなぜこれほどまでに効くのかを完全に説明することはできない。マサチューセッツ州に本社を置くバイオメディカル企業Phosphorex社は、すでに注射によるがん治療薬として使用されている6-ブロモインジルビンアセトキシム(BiA)という特許取得済みのインジルビンのバージョンを作成した。

これは、膠芽腫研究の一環としてマウスでテストされたインディルビンのバージョンで、BiAが腫瘍細胞の成長と増殖を遅らせることができることが実証された。それだけでなく、BiAは重要な治療標的に対する多数の作用機序によって生存率の向上にも貢献しました。

「BiAがマウス実験で免疫系に影響を与えたことで、ヒトの臨床免疫療法を強化できると考えている」とローラー氏は述べている。

米国国立がん研究所からの助成金により、次のステップとして、膠芽腫患者を対象としたヒト臨床試験を開発するために、BiAが化学療法や放射線療法とどのように相互作用するかを評価する予定だ。

過去20年ほどの間、生存率に意味のある影響を与えるような注目すべき知見はあまりなかった。この研究は、新しいアプローチを提供する。」

https://ameblo.jp/greenra/entry-12800409362.html

 

身体に負担なく、安全で効果的、かつ自然な脳腫瘍の正式な治療薬が早く使用されるようになるといいですね。

 

ちなみに、この悪性脳腫瘍に強力な効能があるとされる「インジルビン」というのは、青色の成分であるインディゴの異性体であり赤色で、藍の葉から高温抽出した溶液にアルカリ剤を加えると生成するそうで、染め工程において赤色のインジルビンを生成させることで赤紫色の染色が可能なのではないかとの検討もされていたようです。

 

古来からの薬草としての「藍」

藍は、1000年以上も前から薬草として用いられてきました。

その葉は、ちぎったか所から根を生やすほどで、その生命力の強さが伺えます。

 

生葉のしぼり汁は、火傷や口内炎、虫刺され、便秘や月経不順に効果があり、葉の煎じ薬は解毒や解熱作用があり、葉を冷えた時にお腹に置いて寝るとよく、頭の上に置いて寝ると安眠効果があると言われます。

実にも解毒、解熱作用があり、煮出したお茶は滋養強壮に効果が。

 

また、薬草として利用されただけでなく、実をを発芽させて刺身のツマにしたり、新芽をうどんの薬味に、そして、葉を天ぷらにしておかずにしたり、お茶にして飲んだりと食事として食べられていたようです。

 

藍の色のエネルギー

 

衣服などを染めてエネルギー的に身を守るとされてきた草木染。

藍色は、第6チャクラの色でもあり、直感力や判断力、インスピレーションを高める色です。

陶芸家など創作活動をする人が藍色の作務衣を着るのは、インスピレーション得るためとも言われます。

 

脳によい影響をもたらしてくれる藍色のエネルギーは、脳腫瘍にも効果的なのかもしれませんね~。

 

 

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