初めて飲んだクロモジ茶とチンキ作り

先日、自然栽培のお茶を購入させて頂いている秘露農園さんよりお茶が届いたのですが、今回はクロモジ茶もお願いしました。

くろもじ茶

くろもじ茶

https://perufarm.stores.jp/items/6263422e719e8e7a051684e6

くろもじはその香りから和製ハーブとも呼ばれスッキリとした味が特徴的です。美味しい淹れ方やかんに２リットルの水とくろもじを10gいれ、火にかけます。沸騰したら弱火にして、15分程煮出します。きれいなピンク色が出れば飲み頃です。2回～3回煎じて、色と香り、味をお楽しみ下さい。

和精油のクロモジは好きで使っているので、始めて飲むお茶にもかなり期待が膨らみます。

高級楊枝としても使われるクロモジは、様々な作用を持つ生薬でもある！

クロモジ茶を煎じる

水にクロモジを入れ、沸騰したら弱火にして15分程煎じます。

さすが香木、袋を開けたときにもふわっと良い香りがするのですが、飲む前のこの煎じているときにも、まるでクロモジの精油をデフューザーで焚いているかのごとく良い香りが台所に広がります。

ローズウッド調の香りに癒されます。

飲んでみると...

甘い香りとは裏腹に、レモンんのようなスッキリ感とスーッとした後味。

（結構、精油成分のリモネンを感じます。）

食後のお茶にも良さそうで、健胃薬して使われていたというのも頷けます。

まさに、リラックスとリフレッシュを同時に兼ね備えたお茶です。

クロモジは、一度だけでなく2回、3回と煎じて飲むことができるようです。

1回目に比べると薄まりますが、それでも香り高く美味しいお茶がいただけますよ～。

クロモジのチンキ作り

10月に咲いた金木犀のチンキがなかなか良い感じにできたので、同じウォッカを使ってクロモジのチンキも仕込みました。

ガラス瓶にクロモジを入れて、ウォッカを注ぐだけ。

今回は金木犀の時のように、花の処理が必要ないので楽ちんです。

冬至の頃には、良い香りのクロモジチンキができていそうなので楽しみです。

クロモジの基本データ

クロモジに含まれるポリフェノール

抗ウィルス作用もあるクロモジですが、そのカギとなるのが「プロアントシアニジン」というポリフェノールだそうです。

ウイルスは細胞内の活性酸素を増やし、細胞を弱らせることで増殖する特徴があります。
クロモジに含まれるポリフェノール「プロアントシアニジン」が、細胞内の抗酸化酵素を増加させ、活性酸素を中和することが、ウイルスの増殖を抑えるメカニズムの一つとして考えられています。この抗ウイルス作用は、インフルエンザウイルスに限らず、ノロウイルスやロタウイルスなどの感染に対しても予防が期待できます。

 

クロモジ研究会

クロモジには、冬将軍の到来で気温がさがるこれからの時期に嬉しい作用が多くあります。

お茶や精油が販売されているので、日常に取り入れてみられてはいかがでしょうか。