「松葉茶」や「松葉エキス」などの需要が高まっている最近。
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梅雨明けと高まる「松葉」の需要
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東城百合子さんの著書「自然療法」に、「松葉酒」なるもののことが書かれているのを見つけました。
不老長寿の妙薬「松葉酒」
新陳代謝を促し、毒素を排出する「松葉酒」は、細胞を若く保たせることから「不老長寿の妙薬」といわれてきたそうです。
- 高血圧の予防
- 慢性難病者
- 虚弱体質
- 肺結核
- 肋膜
- ぜんそく等の呼吸器病一般
- 心臓・低血圧
- 冷え性
- 不妊
- 婦人病一般
にもよい。
「松葉酒」の作り方
材料
- 赤松(新芽が望ましいが、普通の葉でもよい)
- 一升瓶
- 三温糖 茶碗2杯分(数年置く場合は3杯)
※三温糖の量は、すぐ飲む場合は茶碗1杯でよいそうですが、翌年には腐敗するとのことです。
注意
松葉は、汚染物質(重金属や放射性物質など)を吸収しやすい性質を持つため、生育環境などに注意が必要。
栽培されている場合は、農薬の不使用などの管理条件のものを選ぶようにする。
作り方
1.一升瓶によく洗った松葉を七分目くらいまで詰める。(できるだけたくさん)
2.三温糖を水で溶かして一升瓶に入れる。
3.松葉がかぶるくらいまで水を入れる。(一升瓶に八分目ほど)
4.栓をして、日の当たらない場所で一年寝かせる。
※冬場は日の当たらない温かい場所で寝かせる。
注意ポイント
- 松葉の発酵力は凄まじいため、寝かせている間に栓が飛んでしまうので、発酵が盛んなときは気をつけて見るようにする。(栓が飛ばされていたら、又栓をする。)
- コルク栓が望ましい。
飲み方
発酵の進みが早い気温の高い時期であれば2週間ほど寝かせれば、飲めるようになります。
朝・夕の2回、コップに半分程度の量を飲む。
■参考文献:「家庭でできる 自然療法 ー誰でもできる食事と手当法」東城百合子著
材料となる「赤松」の特徴
日本では、北海道南部から九州に幅広く分布し、内陸の野山に棲息しています。
「赤松」は、女松(雌松)とも呼ばれ、対となる「黒松」は男松(雄松)と呼ばれ、海岸沿いに多く見られます。
赤松 Japanese Red pine
学 名:Pinus densiflora
- 新芽が茶色い
- 幹が赤茶色
- 樹齢を重ねると樹皮が亀甲状に剥離する
- 雌花は一年半かけて松ぼっくりになる
■参考記事:庭木図鑑 植木ペディア
赤松の葉はやわらかくて風味がよいため、松葉茶などにも用いられることが多いようです。
赤松+量子水のパワー↓
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