スーパーブルームーンと旧暦の五山の送り火

少し前から、蝉の声が虫の音に変わり、夏から秋への移り変わりが進んでおります。

今朝、裏の神社の萩の咲き具合を見に行ったら、紅白の萩の花が咲いていました。（↑白　↓紅）

さて、8月最終日の本日魚座で起こる満月は「スーパーブルームーン」だそうです。（午前10時36分）

「スーパーブルームーン」は、地球に最も近い位置での満月（スーパームーン）かつ、同じ月で2度目の満月（ブルームーン）。

そして、本日は旧暦7月16日で本来の五山の送り火の日。

天体逆行中のスーパーブルームーン

一昨日からの天王星の逆行スタートにより、現在、火星以外の惑星が逆行中。

そんな中で起こるスーパーブルームーンの近くには土星があるようで。

8月29日月曜日：天王星が逆行開始

この日から2024年1月27日まで、うお座の中の天王星は空の上を逆方向に動くように見える。地球は天王星などの外惑星と比べて、太陽をずっと速く公転しているため、時として追い抜くことがある。すると、天王星が一定期間逆行しているように見える。道路で遅く走っている車を追い抜くときと同じだ。

天王星は84年かけて太陽を公転しているため、「逆行」状態は何カ月も続く。これは視点の問題にすぎず、一部の人たちがいうような人間の生活に対する影響はない。

8月31日木曜日：「スーパーブルームーン」が土星と接近

北半球でこの夏3回目にして最後の満月は「スーパーブルームーン」と呼ばれる。ブルームーンなのは月に2度目の満月であるためで、数年に1度必ず起きる。

そしてこれは2023年で地球に最も近い満月なので、今年最大の「スーパームーン」でもある。地球から35万7344kmの位置で満月になり、1年で最も大きく、最も明るい。

満月の瞬間は日本時間8月31日午前10時36分だが、30日の夕方から31日の明け方にかけては、満月のすぐ近くにある土星を見る絶好のチャンスだ。

8月31日木曜日：夏の大三角

満月の明るい光にも関わらず、北半球にいる人はこの夏の道しるべを見ることができる。明るい3つの星、ベガ、デネブおよびアルタイルからなる「夏の大三角」は9月の頭上に輝くアステリズム（星群。星座ではない）だ。

Forbs Japan

星読み的には、スーパームーンというのは今年最大の成果を受け取るらしいのですが、土星が近くにあったり、こぞって天体が逆行しているのもあって、今一つスッキリしない感じもあるようですが、次の新月までの間の過ごし方のポイントは、

2023年8月31日の魚座満月から、9月15日の乙女座新月までの過ごし方のポイントを、3つにまとめておきましょう。

1. 多くの制限がある中で生まれる感情に大きな意味がある。ただし、満月前後は疲れやすいので、無理せずゆったり過ごそう。
2. 熱意と苦手意識の共通項を見出すことで、新たな視点から課題を克服していける。
3. 自分らしい考え方や素直なコミュニケーションを意識すると心の傷が癒やされ、新しい自分が開花する。

以上です。

素敵な満月をお過ごしください。

https://sup.andyou.jp/hoshi/full_moon_august_2023_2/

とのことです。

満月前後の日は、体調に顕著に表れる方も多いかと思いますので、出来るだけゆったりと過ごす方がよさそうですね。

旧暦の五山の送り火

本日は、旧暦の7月16日。

本来の五山の送り火の日です。

ちなみに、五山の送り火と呼ばれるようになったのは昭和になってからだそうで、それ以前は「精霊（しょうりょう）の送り火」と呼ばれていたそうです。

五山の送り火でまず思い浮かぶ「大」という文字にも諸説あるようで...

• ｢大｣

｢大｣という文字も始まりと同じようにいろんな説があって
今でも分からないことだらけみたいですね。

1. この世を作っている｢地・水・火・風｣の4大要素の｢大｣という説。
2. ｢大｣を分解すると｢一｣と｢人｣に分かれて｢ひとりの人｣と見て無病息災を願った説。
3. ｢大｣という文字がもとは陰陽道の魔除けの｢五芒星｣だったのではないか?
4. 1年を通して位置が変わらない北極星をかたどったのではないか?
5. 弘法大師が｢大｣の文字に護摩壇(ごまだん)を組んでいたからと言う説。

いま伝えられていることはこのくらいですが、
いずれも良く分からないのが本当みたいです。

https://tokutoku-seikatsu-info.com/gozannookuribi/

五芒星とみた場合、「地・水・火・風」の四元素に「空」を加えた仏教における“五大”を表すともいわれているようです。

「空」は、星々のエネルギーなどを含めた宇宙空間だと考えると、今回の「スーパーブルームーン」もより奥深いものに感じられてきますね～。

暦會は既に秋に入っておりますが、この秋は残暑が厳しく、暖かさの残る秋となるようです。

満月でどっと夏の疲れが出て体調を崩してしまわないように、くれぐれもご自愛ください。