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残暑が短い秋と秋の七草

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残暑が短い秋と秋の七草

 

二十四節気では処暑を迎え、酷暑のピークも過ぎました。

七十二候でも、「天地始粛(てんちはじめてさむし)」で暑さが鎮まる頃です。

夜にはコオロギが鳴き始めました~。

朝夕は窓を開ければ冷んやりとした空気が漂うようになり、昨年に比べると、今年はやはり秋の到来が早いような気がします。

 

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暦に上ではすでに秋ですが、昨日の新月より「葉月」を迎え、早くも中秋となります...。

気温も下がり、空気も乾燥し始める時期でもあり、旬の食材を取り入れて免疫を下げないようにこの季節の変わり目を過ごすことが大切です。

 

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また、昔の人は秋の七草を愛でることで、次の季節へのカラダの準備を促していました。

 

秋の七草を鑑賞することで、視覚的に季節の移ろいを感じて身体を秋から冬モードに合わせて調整していく。

 

秋の七草

秋の七草は、春の七草のように食べるのではなく観賞を目的とします。

 

女郎花(おみなえし)

 

日当たりのよい草原などで見かける野草で、小さな黄色い花をたくさん咲かせます。

開花時期は長く、6月から10月。

 

桔梗

 

6月から9月ごろに、日当たりの良い山野に咲きます。

根っこはサポニンを多く含み、生薬として利用されています。

サポニンは界面活性作用をもち、この作用を用いて去痰薬として利用されているようです。

 

繁殖力が旺盛なつる性植物。

8月から9月頃に花を咲かせます。

根っこは、食用としてだけでなく漢方薬としても利用されている薬草です。

漢方薬の葛根湯には葛が使われています。

 

ススキ(尾花)

9月から10月にかけて、風媒花(ふうばいか)と呼ばれる銀色調の花を咲かせます。

ススキの穂が動物のシッポに似ていることから、「尾花」とも呼ばれています。

中秋の名月には、稲穂の代わりとして飾られます。

 

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2022年の中秋の名月は9月10日(旧暦8月15日)となります。

 

撫子

秋の七草とされる撫子は、「河原撫子(カワラナデシコ)」です。

日当たりの良い場所を好み、9月から10月頃に花を咲かせます。

また、3月から5月頃の春にも花を咲かせるようです。

 

萩は、根粒菌と共生するというマメ科植物特有のタフさがあり、荒れた土地にも映えるパイオニア植物です。

7月から10月頃に小さな花を咲かせます。

 

藤袴

 

日当たりのよい、やや湿った川の堤防や草地を好みます。

8月から9月頃に、白みがかった淡い紫色の花を咲かせます。

花が咲き始めるころの地上部を摘み取って乾燥させれば、生薬となり、「蘭草」とよばれる漢方薬となります。

乾燥させた葉や茎からは、桜餅の葉っぱのような香りがするそうです。

 

 

秋の七草は、初秋から中秋にかけて黄色やピンク、紫などの花の色を、晩秋には銀色調のススキを愛でることで、秋から冬への季節の移ろいを感じられるようになっているようです。

 

 

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