スーパーの野菜売り場にゴーヤが幅をきかせたこの頃。
わが家もゴーヤーが食卓にのぼりはじめました。(定番のゴーヤーチャンプルーやら天ぷらやら)
昔、母が沖縄旅行でゴーヤーチャンプルーにハマってから、なかなかゴーヤの消費量が多い家となっております。
そして、ゴーヤといえば思い出すのがゴーヤが大好きだった亡き愛犬。
(散歩途中の草むらで見つけた小さなスイカと共に眠るねねさま。↓)
苦いはずなのに...、実に美味しそうに食べてましたね...。
ゴーヤの栄養素
95%近くが水分であるゴーヤですが、主に含まれる栄養素は、
- ビタミンC
- 葉酸
- カリウム
- 食物繊維
など。
ゴーヤはビタミンCが豊富で、トマトやきゅうりの約5倍以上量が含まれており、レモン果汁よりも多く含まれています。
また、ゴーヤのビタミンCは熱に壊れにくいので、加熱調理もOK。
さらに、夏野菜の中では葉酸が多く含まれていることから、貧血の予防にも。
犬にあげる時の注意点
- はらわたや種はとる
- 加熱する
- 細かく刻む
- 与えすぎない
- 腎臓病や食物アレルギーはないか?
ゴーヤは、不溶性の食物繊維を多く含むので摂りすぎると排便困難になることも。
また、カリウムを多く含むので腎臓に負担がかかってしまうこともあります。
与える量の目安(1日あたり)
小型犬(体重2~5㎏):0.5本~1本
中型犬(体重6~15kg):1本~2本
大型犬(体重20~50kg):3.5本~7本
望ましいビタミンC補給方法
ビタミンC補給は、合成されたアスコルビン酸のサプリメントではなく、
- ローズヒップ
- ゴーヤやブロッコリーなどの野菜
をよいです。
合成ビタミンは腸から門脈という静脈を通って肝臓へと送られます。肝臓において、一部の合成ビタミンは部分的に天然ビタミンに似たものに作り変えられます。例えば、天然ビタミンCには銅が結合しています。合成を天然に似せるために肝臓に蓄えられている同をもらって、なんちゃってビタミンCを作ります。そうすると、前述しているように体内の銅が少なくなります。同様にビタミンEはセレンが結合しています。合成ビタミンEは肝臓からセレンを奪います。セレンは体内で作られる強力な抗酸化酵素の合成にとって重要です。
なんちゃってビタミンCの一部は、体内で利用されるでしょう。しかし、ビタミンCは水溶性なので、ほとんどが体内で利用されずに腎臓から尿として排泄されてしまいます。天然ビタミンCは、腎臓から排泄されることはありません。全身の血液をめぐりながらちゃんと利用されます。
created by Rinker¥1,760 (2024/09/12 23:14:00時点 Amazon調べ-詳細)
獣医師である本村伸子さんの著書 シッポの「願い」は、大切な家族である犬や猫たちのごはんを自然食に切り換えるのを考えられている方におすすめの本です。
市販のフード事情もよくわかり、また、日々の暮らしのバランスを考えさせられる一冊です。
昔に比べれば、ペットフードも進化しましたが、私たち人間と同じくやはり自然のものが動物たちのカラダに良いのも事実です。
私も、市販のドッグフードに頼りきりだったのを自然食に切り替えましたが、食の大切さを思い知った次第です。
-
ワンコも待ち遠しい手作りごはん、ローフード(生食)
愛犬の食事を見直し、「ローフード」を取り入れた時の忘備録。 食いしん坊犬にはたまらない手作りごはん。 目次 ローフード食を取り入れたきっかけ手作り食のメリットローフード(生食)でプラスされるメリット酵 ...
続きを見る
-
愛犬のストレスについて考えてみる
私が幼い頃、犬たちは家の外につながれていることが多く、いわゆる「番犬」というポジションの犬が多く見られました。 しかし、今では家の中で共に暮らし、散歩以外でも一緒に出掛けたり、旅行に行ったりもする「大 ...
続きを見る
17歳で旅立ってしまいましたが、20歳オーバーを目指して愛犬の健康状態を観察していた日々を思い出します。
しかし、ゴーヤが栄養豊富だったのをまるで知っていたかのような食べっぷりでしたね...苦いのに...笑